あるく

~山の恵みの備忘録~

雪擁/磐梯山 2014年11月16日

 
   今日(11/16)は、磐梯山へ。
 
   ワカン要るかなぁ?と
   昨晩脳裏に過りましたが、
   まさか~と携行せず。
   不覚でした。
 
   着いて見ればゲレンデにはたっぷりの雪。
   11月としては、ちょっと記憶にないほどです。
   スキー場はまだオープンしておらず、
   ゲレンデは圧雪されていません。
   初っ端からツボ足のズボズボですが、
   ハ~トはしっかり、山頂を目ざします。
 
   
 
 
 
 
   ん~、これはもう12月ですねぇ・・・
   いざ、参らん。 
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   初めこそ、積雪は30cmほどなれど、
   直ぐに50~70cmになり、ひざが埋まります。
   一歩一歩、ハァハァゼェゼェ、難儀の登高。
   息を調え振り返ると、後続に三人パーティ。
   ”ふっ、物好きだなぁ、誰だろう?” 
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   ゲレンデトップで追い着かれてみれば、
   何と、澁谷さんでした。
   彼もビックリの雪の量、ご同様にツボ足です。
   奥さんと息子さんとで、弘法清水へ小屋締めに。
   ゲレンデから上は腰超え、胸までの雪にもがき、
   ラッセルを交替で”天の庭”へ。
   ホッと一息いれて、パチリ。  
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   こうなると”夏道”は最悪。
   怒涛のように腰超え、胸超えの吹き溜まりが
   連続し、往く手を阻みます。
   ”正月よりひでぇなぁ”。 
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   じたばたもがいて、
   もう、笑っちゃうしかありません。 
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   大活躍のスコップ、
   流石です。 
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   なんだか楽しいのは、
   ひょっとして”病気”かな。(笑) 
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   5時間強を費やし、鏡沼、赤埴林道分岐へ。
   ここから弘法清水まで、2時間はかかりそう。
   澁谷さんからの”此処で戻りましょう”に、
   ”ホッ”。
   ツボ足!での雪中行軍、
   結構、足にキテました、はい。
   此処を”本日の山頂”とすることに。 
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   雪に遊んで大満足の?ショット。
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   『 冬の
 
    うっすらとした気持ちに触われば
 
    一途な安らかなちからが分るだろう 』
 
    (八木 重吉)
 
 
 
 
   お山の
   ”大仏のようなひろい背中”から、
   "Grace be with you".
 
   お山の祈りが心魂に徹します。    
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   ”悪戦苦闘”の跡を復します。
   風と雪の美しい造形に、
   山へのハ~トが大胆に?のたうちました。
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   ゲレンデには往のトレ~ス、高速道路です。
   雪が柔らか過ぎて、シリセ~ドはムリ、無理。 
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   もっともっと
   雪よ、降りて来い。 
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   無事の下山、
   雪擁の愉快な”難儀”、
   冬の一途に
   感謝、感謝、感謝。 
 
 
 
   Fin