あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/霞想 2018年4月3日


 今日(4/3)は、磐梯山へ。

 前回の東尾根の際、櫛ヶ峰に寄りませんでしたので、こちらをメインに。
 予報に関して、もう、とやかくは申しません。(笑)
 晴れるのが遅かっただけ。すべては、最もよい方にとるとしましょう。
 
 山の雪は、この頃の陽気で、すっかりゆるんでしまいました。
 足は捕まり、ずぼずぼあまた。
 歩行に要した時間は前回より2割、3割増し、当然、体力も…。
 「見わたす山の端 霞ふかし」でした。

 
(参考タイム;猪苗代スキー場駐車場発05:20~07:53赤埴林道分岐~09:18櫛ヶ峰山頂~10:30弘法清水~11:21磐梯山頂~12:04弘法清水~13:08赤埴林道分岐~13:50猪苗代スキー場駐車場着)

 
 猪苗代スキー場発。雪解けはかけ足。
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 霞立つ山辺。朧な朝陽のエ~ルに応えます。
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 赤埴の山脊に起って、ご挨拶。
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 ここまで来ても、霞み深し。
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 "衛兵岩"と挨拶を交わして…
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 沼の平へ。
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 ひと息入れて、お山と語らいます
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 先ずは、櫛ヶ峰へ。

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 陽精は所在なさげ。
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 櫛ヶ峰を頂き、眺覧、周覧のひと時。
 
 気象庁の『監視カメラ』様も、ご機嫌麗しいようで。
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 ん~、何とも霞ますが、ここは特別な場処
 大磐梯と心が通います。

 沁みてくる、衷心。
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 "かなしいのでもいい
 よろこばしいのでもいい
 こころは
 うごいておれよ
 なまなましく
 かんがえておれよ"
 八木重吉
 と諭す響。


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 陽精のほそき頌に、耳澄ませます。
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 さて、今日は、ここまでで結構疲れましたが、
 大磐梯が「こっちへも来い、這ってでも来い」と。

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 天狗岩が、高らかに、呼ばわります。
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 弘法清水は厚い雪の下。

 しばし、飲んで、食べて、いざ。
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 半ば上って、東壁、沼の平。
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 山頂まで、あと少し。
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 直下は雪と夏道のせめぎ合い。
 恐ゎ~。
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 ふ~、大磐梯を頂きました。
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 足を労り、息んでいると、藪の中から、若者が~!
 「いやぁ~、迷っちゃって~」と照れ笑い。
 この期に及んで、東尾根とは、何とも絶句。若さですね。
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 お陰様で私も証拠写真をば。感謝。
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 「見わたす山の端、霞みふかし」とは、唱歌『朧月夜』の一節。
 まさに、まさに。
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 小鳥と、しばし、語らいます。
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 さて、そろそろ、帰りましょう。

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 やっと、陽精も頌いだしました。
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 "天を仰げ、天から生きよ"と、凛。
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 夏道が解かれて。
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 お山の響が、やさしく。
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 "かくほそくするどく
 ひとすじのみちをゆけば
 かたるものすくなしとはおもえど 
 ひとりもなしとしれば
 ときありて
 あやまてるみちならずやとおもう"
 八木重吉



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 陽精も肯ってくれました。
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 いとまを告げ…
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 "衛兵岩"に無事を報告。
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 すっかり春もゆるんで、鏡沼に生気。
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 陽精のねぎらいエ~ルに応えます…
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 あとは…
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 ゲレンデに靴を滑らせ、ス~イ、スイ。
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 お山に一礼…
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 無事の下山、
 霞想の山路に
 感謝、感謝、感謝。



 Fin