あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/謙恭 2017年4月28日

 見上げていると、よこしまがみんなすいとられてゆきます。 
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 今日(4/28)は、磐梯山へ。

 ここのところ、獲得標高差に関する限り、
 ちと少なめの山行が続いた所為か、
 いささか足に腐り気味の感が否めません。
 ちょっと活を入れねばと、櫛ヶ峰/大磐梯へ。


(参考タイム-05:46猪苗代スキー場駐車場発~赤埴林道分岐07:43~櫛ヶ峰山頂08:44~弘法清水09:45~磐梯山頂10:35~弘法清水11:00~猪苗代スキー場駐車場着12:43)


 スキー場下部の雪は解かれました。いざ。
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 ゲレンデを二分して雪世界が展がります。
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 湖が背中を押してくれました。
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 雪が多いので、夏道に沿わず、冬ル~トを辿ります。
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 赤埴を巻いて。
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 早く発ち過ぎた様です。まだ雲は上がりそうにないな。
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 "衛兵岩"にご挨拶。
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 沼の平へ。
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 雲は上がりそう、上がる、きっと上がる。
 櫛ヶ峰に寄りましょう。
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 火口の縁に上がって、天狗岩。
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 櫛ヶ峰の頂を目指します。
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 櫛ヶ峰を頂いて、ひと息。
 赤埴山、そして湖からの頌。
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 大磐梯の頂にはまだ雲、…
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 爆裂火口と天狗岩。
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 しばし、黙想。親昵が通います。



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 今日は、急ぎます。
 懊悩の痕跡に触れて、…。


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 呼ばわる、天狗岩。
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 大磐梯が招きます。
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 弘法清水に到着。
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 3Mはあろうかとい雪が掘られて、弘法清水。
 弘法清水小屋のオーナー、澁谷さん父子の力業です。
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 飲んで食べて、いざ。
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 東壁の岩稜にご挨拶。
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 そんなアブナイところを歩いたのは誰?と目を凝らせば…
 やはり、カモシカくんでした。
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 大磐梯を頂きました。
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 周覧の、ひと時。
 先ほどお邪魔した、櫛ヶ峰。
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 湖には、頌歌。
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 そして陽精には、讃歌。


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 足は、足れり。帰りましょう。



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 "天を仰げ、そして天から生きよ"と、天狗岩。
 倦まず弛まず、ソクラテスの如くに。
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 空も上機嫌。
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 沼の平に起てば、お山の温顔。
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 ありとある思い煩いが熔けてゆきます。


 "わたしは
 かわったとはおもわない
 ひとがわたしをかわったとおもうならむりもない
 わたしは太陽をみつめてあるいているんだもの
 よろめいているのであっても
 じぶんはいつも太陽ばかりをみているんだから"
 (~八木重吉


 ささやかなるいのちを、つつましくもやせと、
 お山はさとします。



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 しずかなこころが、うれしい。
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 "またいつでも遊びに来な"、
 "はい、ありがとう"。 
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 ゲレンデを滑って、すたこらと。
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 雲のエ~ルに応えます。
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 お山の祈りは、"Grace be with you".

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 無事の下山、
 山路の謙恭に、
 感謝、感謝、感謝。


 Fin