今日(9/17)は、磐梯山へ。
この前の磐梯山は、たしか7月10日。
あれやこれやで、8月を逸し、
何だか久しぶりに?なってしまいました。
概して、雲気雲勢旺んの天候でしたが、
のたりのたりと櫛ヶ峰、大磐梯、赤埴山を巡り、
お山と存分に語らうひと時に恵まれました。
感謝。
山頂部に雲がかかりますが、とれるでしょう、
きっと、たぶん…。
川桁山からの朝の挨拶。
ゲレンデトップから。
沼の平へ。
なかなかに雲の腰は重そうです。
雲が重く、櫛ヶ峰はパスしようと思いましたが、
一瞬雲が切れて、秋の空…
思い直して、櫛ヶ峰へ。
途中、振り返って天狗岩。
赤埴山のエールに応えます。
足下には、ウメバチソウの頌。
雲陰、櫛ヶ峰を頂けば、???何やら工作物。
先月、安達太良、鉄山の山頂で見たものと同型です。
双方共、多分、7月末~8月初旬頃の設置でしょうか。
趣旨は判ります、分るのですが…。
何で此処が択ばれたのかなぁ。
"なんでだべ"、
陽精も首をかしげます?(笑)
早く来過ぎたせいか、雲の退場はいまだし。
この磐梯石のうしろ、雲陰の大磐梯に、目を注ぎます。
見えるものにではなく、見えないものにこそ。
見えないお山と語らって、ひと時の親昵。
おにぎり1個。
そろそろ、おいとましましょう。
お山の懊悩の痕跡。
櫛ヶ峰を離れると、雲が退き始めました。
響き渡る、天狗岩の頌歌。
雲の動きは不安定。
見えたと思ったら、また隠れ…。
"Welcome, my friend"、と天狗岩。
"天へ、そして天から生きよ"と、呼ばわる天狗岩。
倦まず弛まぬ、その姿に、粛。
弘法清水で澁谷さんにご挨拶。
息まず山頂へ。
磐梯山を頂きました。こちらも、雲陰雲裏。
標識の所で、恥ずかしながら。
この後、山頂小屋傍の大石に陣取りラ~メンタイム…
のはずが、何となんと、ガスは有るのにコッヘルがない~!
仕方なく、ラ~メンはあきらめ、おにぎり1個。
陽精に笑われ…
雲にも笑われてしまいました。
降り始めると、雲が退いて来ました。
沼の平、赤埴山。
弘法清水でお土産に2リットル。
そのまま進行。天狗岩と桧原湖。
今頃、櫛ヶ峰を頂く~だとよかったのですが。
山頂の雲はすっかりはらわれました。
いつもの場処で、ひと息。
ずっと雲でしたので、眺望にいまいち。
雲もとれてきましたし、赤埴山に寄りましょう。
鏡沼からちょっと、大磐梯。
沼のほとりはヤブが阻みます。
赤埴山を頂いて眺覧。
大磐梯。
沼の平。
そして、櫛ヶ峰。
頂稜の向うには、猪苗代湖。
そして、秋を讃う花々。
独り坐し、大磐梯に目を注げば、
ただただ蕩蕩、坦として蕩蕩…。
雲を友に、思い巡らす山路でしたが…
応えて、お山は笑い、
"義に喩り"、"徳を懐い"、"和して同ぜず"と
訓えます。
お山の祈りは、
"Grace be with you".
花たちの合唱。
猪苗代湖の頌歌。
ゲレンデトップへ。
秋はススキに凱旋。
たくさんのエ~ル、そしてねぎらいに、
与りました。
無事の下山、
思尋の山路、雲の友情、
お山の応答に
感謝、感謝。
Fin