あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊山/寵待(一) 2017年5月3-4日

 大日岳に礼すれば、
 "Welcome home, my friend".
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 今回(5/3-4)は、飯豊へ。

 ここのところ、GWは泊りの山行がかなわず、
 昨年(4/9)、一昨年(5/3)と、日帰りで三国岳まででしたが、
 今年は幸いにもかなえられ、
 雪に遊んで、飯豊の山頂を足下にすることが許されました。
 大日杉から入山。
 サプライズがあり、本山小屋では思いがけず酒宴。
 貧しき土塊のたどたどしい運歩
 お山は寵待をもって応えてくれました。
 ただただ、感謝、感謝。



 ここはザンゲ坂。なのですが、結構な勾配で、
 ザンゲなどしている場合ではありません?
 前日のステップを頂戴し、何とか、ノーアイゼンで。

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 だまし地蔵~鍋越山、
 はるのそらに、しずかなながれ。

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 はるもかるく、ブナもかるく、
 花のようないいで。

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 御田杉で、ひと息。

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 対稜に剣ヶ峰。綱渡りしてる人がいるんだろうな。

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 ブナの木の一本一本に、独特の生涯がある。

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 お~、飯豊が…

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 そして、朝日が。

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 主稜線が展け…

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 こころがたかぶってきます。

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 おおぞらにびんびんと、飯豊。

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 地蔵岳を眺めながら、ひと息。

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 飯豊の響に、耳澄ませます。

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 丸森山が繋がります。

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 さぁ、朝日のエ~ルを戴いて…

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 いざ、地蔵岳へ。

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 こころがそまり、あかるくなってきます。

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 地蔵岳を頂き、周覧。



 切合への稜線が展けます。

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 草履塚~飯豊本山。

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 花のようにたたずむ、いいで

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 ダイグラ尾根が畏服し、
 奥にはエブリ差岳が無造作に座っています。

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 飯豊のふところに、足をからませ、のっしのっし。

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 先行のトレ~スを頂きはしますが…

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 夏道のイメ~ジが脱けない様です。
 斜面にシフトするのも面倒なので、お付き合いすることに。

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 飯豊のこまやかなまなざしが、…

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 このたどたどとした形影に、

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 注がれます。

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 "こころ
 そらの はるけさを かけりゆけば
 豁然と ものありて 湧くにも 似たり
 ああ こころは かきわけのぼる
 しずけき くりすたるらいんの 高原"
 (~八木重吉



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 草履塚が迫ります。

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 心おどらせながら。

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 切合直下の御沢。
 左稜の切合尾根に取り付きます。

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 "がんばれよ"と、お山の響。

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 ステップに歩を合わせ…

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 えっちらおっちら。

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 エ~ルに応えねば。

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 朝日の峰々も背中を押してくれました。

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 切合小屋に到着。

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 大日岳に御目見得です。無沙汰を詫び、深々と礼すれば、
 "Welcome home, my friend".
 "Here, I am".

 親昵が通います。

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 しばし息んで、飲み食い。
 いざ、草履塚。

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 振り返って、切合、種蒔山。

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 草履塚を頂きました。

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 大日岳と語らいながら、ひと息。

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 豊実の、御鏡の、雪の膨大が、
 この土塊を圧倒します。

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 いざ、飯豊山

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 『飯豊山/寵待(二)』につづく。