『飯豊山/寵待(二)』からのつづきです。
GW中の予報がよかった所為か、行き交う者、少なからず。
見るからに山岳部の若者が、元気よく御秘所を越えて行きます。
名残を惜しんで、飯豊本山。
御鏡雪～御西、
そして、大日岳。
草履塚で、ひと息入れましょう。
草履塚の斜面はルンルン、切合を目指します。
種蒔山。
振り返って、草履塚。
切合小屋へ。
三国小屋からの登山者が、大勢、息んでいます。
大日岳にいとまを告げます。次を約せば、
お山の祈り、"Grace be with you".
さて、出発。
往路を復して、切合尾根。
yamagutiさんが先行します。
お山と語らいながら。
振り返り…
振り返りつつ。
アッという間に、こんなに標高を落としてしまいました。
草履塚、そして…
飯豊本山からの、大きなエ～ルに応えます。
七森にも雪がたっぷり。
地蔵岳はまだまだ先です。
ちょっと息んで、お山とツーショット。
お山が見守ってくれています。
"矜持ある風景
いつしらず わが
こころに 住む
浪浪浪として しずかなり"
（～八木重吉）
ここを登り切れば、地蔵岳。
地蔵岳を頂けば、飯豊の頌。
おおぞらにひびきます。
次は、だまし地蔵。
息を荒げて登山者が近づいて来ます。
ここで、飯豊本山にいとま。
お山の祈りは、"Grace be with you".
そして、地蔵岳にも。
かけあがる、春。
御田杉で、ひと息入れましょう。
雪が解かれれば、其処彼処にイワウチワの宴。
その祝福に与れば…
山路の終了です。
無事の下山、
飯豊の寵待に、
感謝、感謝、感謝。
Fin
