いよいよ千秋楽の、大磐梯。
今日(10/23)は、磐梯山へ。
朝方は雨が残るかなぁと案じていたら、案の定。
でも、他の山ならいざ知らず、雨も風も、この山では友情の徴?です。
「下山すると晴れる」の実証実験になりそうです。(笑)
いつもの猪苗代スキー場から。
粋に?傘をさして。
ギャ~ギャ~と朝のご挨拶?(擬声語としては難あり)
目を凝らすと、ホシガラス。私のカメラではこれが限界。
『天の庭』で風が強くなってきました。雨具装着。
フードが煩わしいので、傘はそのまま。
秋色の道に、夢心地。
切々と、秋。
しっとりもいいなぁ。
沼ノ平。いつもの場処で、ひと息。
静謐の時間。
「来ても、いいことないぞ」と、櫛ヶ峰。パス。
つかの間、雲が切れ、川桁山からエ~ル。
「天へ、天から生きよ」と呼ばわる天狗岩。倦むことなく、弛むことなく。
ちょっと寒い。弘法清水小屋で息みます。
天気は変わらず。いざ、山頂へ。
ナナカマドの実には毒性がありますが、
凍って解けてを繰り返すと苦みはとれ、毒性も分解されるそうな。
つまんでみる?いやいや、遠慮します。
ふ~、大磐梯を頂きました。静かな山頂は久しぶり・・・。
雲さんが溌剌・・・たたずんでいると、陽精の響。
その頌は、"Grace be with you"。
雲さんがなかなかに意地を張るので?長居は無用。降ります。
流石に百名山。天気にめげず、登山者が続々。
お土産は弘法清水、1.5㍑。
弘法清水を後にすると、あ~、やはりと言うか・・・
山頂が姿を見せ始め、回復基調?
天狗岩からの視界も・・・
広がりました。
「下山すると晴れる」?
いつもの場処で、ひと息。
お山と、しばし、語らいます。
お山はすべてゆだねている。
だから、思いわずらわないし、ブツブツとつぶやいたりもしない。
生かされているのだから、ただ、ありがたいと・・・。
仁廉。お山のような人間になれますように。
赤埴分岐。
天気も良くなったし、ちょっと寄り道しましょう。
赤埴山を頂きました。
眺覧、周覧。
アングルとしては櫛ヶ峰からの方が好きですが、こちらもなかなか。
沼ノ平。
櫛ヶ峰。~「これから来る?」、「いえいえ、ご遠慮申し上げます」。
鏡沼。寄ってくればよかったかな。
「葉、落ちて、枝、空し、
されども知る、芽、成らずして、葉、落ちざることを。
木を割りて見よ。
厳冬の梢のすでにその皮下に春陽の花をかくすを見ん。
凋落は復興の兆なり。
世の日に日に朽ちゆくは、革新の準備すでに成りたるに因る」
とは内村鑑三の言葉。かくあれかしと祈ります・・・。
湖の頌、・・・
そして、お山の響に、耳澄ませ、
天上のまなざしに応えます。
後は、すたこら。
秋陽、秋熟に、ウキウキステップ。
お山に礼敬し・・・
無事の下山、
仁廉の山路に、
感謝、感謝。
fin