あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/和慈 2023年3月11日

 

白無垢の大磐梯。

 

今日(3/11)は、磐梯山へ。

ほぼ四か月ぶり。体が鈍ってるので、櫛ヶ峰だけでも~と臨みましたが、

雪質に恵まれ、大磐梯も頂くことがかないました。

3月11日です。~震災・原発事故からもう12年の年月が流れました。

 

 

いつもの猪苗代スキー場。朝ぼらけ。

月天子に鼓舞され、いざ。

 

 

ゲレンデを半分辺りで、ご来光。

 

 

ゲレンデを了える頃には、

さっきまで際やかだった那須の峰々がかすみます。

 

 

赤埴の山脊にのれば、大磐梯の激。

 

 

今日は、ピン長日和。雪質に援けられ、すたこら。夏よりラク

衛兵岩に礼して・・・

 

 

沼ノ平へ。

 

 

いつもの場処で、ひと息。

 

 

無沙汰を詫びて、しばし、黙想。

 

 

大磐梯と思想の交換です。

 

 

いざ、櫛ヶ峰へ。

 

 

今日は周りがかすんでしまい・・・

 

 

注ぐ目線はこの山オンリー。

 

 

ハァハァゼェゼェ、やっとこさで?櫛ヶ峰を頂きました。

陽精の祝福に与ります。

 

 

此処はいい、断然、いい。

 

 

此処に起つと、お山が、心の中のごちゃごちゃを・・・

 

 

なにもかもみんなすいとってくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の空は、やわらかでなごやか、いつくしみがふる。

 

 

東日本大震災、そして原発事故。~あれから12年。

「もう12年」なのか「まだ12年」なのかは、人それぞれ。

被災の強弱濃淡、その受け留め、その度合いに応じて

「鎮魂」、「復興」は発露し、具現するのだろう。

「あなたたちが信じて祈り求めるものはすべていただける」

と、イエスは仰った。

彼の言葉は本当だ。

噓をつく理由がないからだ。

その人の「確信」、その振舞いからしか未来の形は現れない。

 

世界中の人の「確信」が一つとなる日は、きっと来る。

 

 

お山の祈りは、・・・

 

 

"Grace be with you".

 

 

さて、飲み食い、少し息んだら、元気回復?

大磐梯へも寄れるかな?

 

 

 

天狗岩のエ~ルを総身にうけ・・・

 

 

歩一歩に思いを託します。

 

 

振り返って、櫛ヶ峰。

 

 

 

 

 

弘法清水着。

ひと息入れ、調理パンの残りを胃の中へ。

 

 

いざ。

 

 

陽精の頌に歩を合わせ、ハァハァゼェゼェ。

 

 

喘ぎの一歩一歩が、山頂へ、この身を運びます。

 

 

えっちらおっちら?

 

 

 

 

 

 

 

 

陽精に祝福され・・・

 

 

大磐梯を頂きました。おかげさま。

 

居合わせた方にお願いして、パチリ。

 

この方に撮って頂きました。感謝。

 

 

のんびりと、眺覧、周覧。

 

 

飯豊へのご挨拶は、また後日。

 

 

 

 

 

さて、いい時間を過ごせました。

帰るとしましょう。

 

 

 

 

 

 

「天を仰げ、天から生きよ」。

倦まず、弛まず、天狗岩は呼ばわります。

 

 

 

 

 

大磐梯と語らいながらの、沼ノ平。

 

 

特大のエ~ルを頂戴して・・・

 

 

沼ノ平を辞します。

 

後は、すたこら。ゲレンデを転げ落ちて?

 

無事の下山、

和慈の山路に、

感謝、感謝、感謝。

 

fin