今日(10/29)は、大白森山へ。(1,642m)
先日、二岐山に遊んだとき、小白森山・大白森山の登山口を見かけました。
小白森山~一杯山~二杯山~大白森山と繋がって、何やら愉しそうです。
*参考タイム(含休憩時間)/初めての山域で、傘をさしながら、道がやや不明瞭な箇所もあったりで、ゆっくりめに歩いています;登山口発06:45~小白森山08:54~一杯山09:32~大白森山山頂10:25~一杯山11:29~小白森山12:05~登山口着13:26
天栄村なる二岐温泉、二岐山登山口へ至る御鍋林道の初っ端に道標があります。
真向いの駐車スペースに車を置かせて頂き、いざ。
また、雨。日頃の行ないを省みつつ?傘をさして。
(予報は悪くなかったのですが・・・)
よく踏まれ、歩きやすい登山道。
ただ、倒木が処理されておらず、何箇所かシンドイ潜りを強いられました。
(蟻ノ戸渡リ)
まずは、小白森山を頂きました。
もどかしい雨。霧雨?煙雨?微雨?細雨?
此処から先はあまり手が入っていない様です。でも道は確りひろえます。
幻想的?
枯木には独特の訴求力があります。
一杯山の標識。
樹々と語らいながらの、たのしい稜線歩き。
二杯山。
一見、ヤブが濃そうに見えますが・・・
それほどではなく、ちゃんと道はひろえます。
ちょいと喘ぐと、甲子峠からの道が合わさります。山頂は直ぐ其処。
ふ~、大白森山を頂きました。
山頂に居られた方に撮って頂きました。感謝。
冷たい風、凍えながら?しばし、飲み食い。
雲がワサワサ?時折、うすくなったり、茶化されてる?(笑)
つかの間、陽精が御出座し。登頂の祝福に与りました。
しばらく雲さんのご機嫌を伺いながら待ちましたが・・・
このぐらいが、精一杯?
帰るとします。
すると、ご褒美?小白森山と二岐山の山貌が。
二岐山。こちらからはほぼピラミッド。
そして越して来た小白森山。むしろ小丸森山?
ん~この稜線を、のっしのっしと歩いて来たのです。
小白森山、大白森山、二岐山~
かつて、この辺りでは、大規模にブナが伐採されました。
人間が自然界の主人であるかのように・・・
人間の生命はたくさんの様々な生命からなる生態系の一部分であり、
私たちの生命は、どんなに水や樹木に依存していることか。
それを手荒に扱うのは、自らの生命を粗末にすることにほかなりません。
笹が瘡蓋のように・・・。
しばらくして、ありがたや、雲が上がって見晴らしが。
鎌房山から・・・
そして大白森山へかけての山態、山興がまざまざと。
本日もまた、「下山すると晴れる」?(笑)
さて、一杯山を越え、今度は小白森山への登り返し。
振り返って、大白森山。
空の青色が幅を利かせてきました。
心が和むお山だなぁ・・・お気に入りに登録決定。
小白森山を頂きました。
何と山頂をご一緒した方が、甲子峠へ降る前に、此処へ遊びにいらしてました。
これから大白森山をめざすご夫婦もおられ、これで、本日出会った山人は計3人。
~ひと息入れて、くるみ餅。
下る道の先には、二岐山が輝ります。
小野岳、二岐山、大戸岳の三幅対~居並ぶ姿が微笑ましい。
たくさんの山、それぞれの山にそれぞれの独特がある。
「登山」における努力や、実績、強さが評価されるのは、それはそれでいい。
でも、お山へと、その作者を前にして、そんなものは、空の空なる哉。
もし、「登山」という振舞いの価値を振り回すばかりで、
山へと生き、山から生かされてきたことへのもえるような感謝がないなら、
それは身の程を知らぬ愚かさと言うもの。
どのお山にも恵みは充満し、「弱さ」にこそ、それは豊かに注がれる・・・
そんな思いにかられます。
二岐山。
小野岳。
大戸岳。
二岐山と語らいながら・・・
森の古老の昔ばなしに耳澄ませます。
木々の・・・
秋の頌にステップを弾ませ・・・
落葉をサクサク。
秋にまどろんで・・・
愛車のもとへ。ん~、愉しいお山でした。
無事の下山、
愉衍の山路に
感謝、感謝。
fin