あるく

~山の恵みの備忘録~

大日岳/御幣松尾根/秋韻(その1) 2012年10月7-8日

 秋韻、大日岳。 
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 今回(10/7・8)は泊まりで、飯豊連峰大日岳へ、
 御幣松尾根から秋思秋景を愉しみながら。
 
 御幣オンベは私の篤愛の尾根、
 様々に差し障りがあっても、年に一度は訪れたい。
 初日はしっとり、でも次の日は朗々と、
 お山の懐にとっぷりとつかって、
 秋韻秋色に沐浴ゆあみすることが許されました。
 感謝です。
 
 
 参考タイム;
10/7;~06:01御幣松尾根取付・単管橋~07:35月心清水~08:48一服平~09:37早川の突き上げ~10:27牛首山標柱~11:54大日岳山頂~12:53御西小屋
10/8;御西小屋06:08~07:28大日岳山頂~08:39牛首山標柱~09:37一服平~10:21月心清水~11:12御幣松尾根取付・単管橋~
       
 
 
 
 
 
 カランコロン・・・リンリンリン。
 二つの熊鈴の音色を響かせ、
 ヘッデンの灯りを中央に流れる水路に集めて、
 真っ暗闇のトンネルを歩きます。
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 アシ沢に架けられた単管橋を渡れば、御幣松尾根の客人。 
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 朝陽が行に加わります。 
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 月心清水のポイントに到着。
 月心地蔵が寂かに迎えてくれました。 
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 オコナイ峰~笠掛山の稜線が走ります。
 
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 そして連じて櫛ケ峰~オコナイ峰のライン。
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 右端に一服平がツンと天を射して招きます。 
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 ウメバチソウの礼待。 
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 安息を破られ憮然としたカエルくん。
 ゴメンね、ちょっと通らせてもらいます。 
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 一服平から櫛ケ峰、そして鞍部に早川の突き上げを
 見据えます。
 
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 牛首山が「我此処に在り」と。
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 飯豊本山、草履塚からエ~ル。 
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 雲湧く御幣松尾根。 
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 早川の突き上げに到着。かなりウェットなガスが跋扈。
 雨は覚悟の上だけれど・・・。 
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 櫛ケ峰西面。
 陽射し無しでもこの映え具合、いいですねぇ。
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 赤ばむ牛首山西面。奥にはガスに隠れて大日岳。 
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 赤、紅、緋、朱、・・・
 どの色にどの名を冠すべきか迷います。
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 櫛ケ峰のこの様相を山火事と形容したら、笑われますか。
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 牛首山も燃えます。
 
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 大日岳は「おいらより紅葉を見てくんな」と遠慮がち。 
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 「色」を知覚し区別する上で、
 色相・明度・彩度は大事な要素。
 でもオンベ の紅葉は、
 ガスに陽光を遮られて明度が落ちても、
 色相、彩度の訴求力で申し分なし。
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 ああ、錦秋。いい仕事してますねぇ~。有難う~。
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 振り返って櫛ケ峰。 
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 牛首山へ。
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 牛首山の朽ちた標柱。頂稜に乗りました。
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 辿って来た櫛ケ峰からの稜線。 
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 至る所に紅葉の宴。 
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 ほとばしる大地の情熱。 
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 ワルツを踊る雲・・・なんて言ってられません。
 いよいよ雨粒の襲来。もう夏とは違います、
 「濡れて参ろう」は「×」。雨具の装着に大慌て。   
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 役者が揃ったいい舞台を観ているよう。 
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 嗚呼、いま、自分は牛首山にいて・・・ 
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 ・・・大日岳に向かい合っている。 
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 この牛首の頂稜を、
 大日岳へ向けて歩むえも言われぬ感懐。 
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 至福のひと時、不思議な時間。
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 さて、牛ガ首へと一旦下ります。 
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 急坂に喘いで肩に乗れば・・・ 
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 大日岳の山頂に到着です。
 「初めまして」、新しく建てられた標柱にご挨拶。
 雨に急かされてか、感慨もいまひとつ。
 この行程、何と言っても愉しいのは、
 大日岳の山頂を往きと復りで二度踏むこと。
 明日を期して、御西の小屋へ急ぎましょう。 
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 ガス、ガスの中、御西小屋に到着。 
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 今年から管理人を務めている山友の kenroku さん。
 元気に励んおられました。
 用事があるとかで、今日、これから山を下りるの事。
 その前に、私とツ~ショットで納まって戴きました。
 感謝。
 結構一緒の写真はありますが、ツ~ショットは初めて?
 ですね。
 夕方から下山するなんて、その夜行性といい、
 今に毛が生えて来てクマさんになってしまうかも。(笑)  
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 『その2』に続く。