あるく

~山の恵みの備忘録~

大日岳/讃悦(その2) 2015年8月15-16日


   『大日岳/讃悦(その1)』からの続きです。


   夕刻には、雲は退座。大日岳がお目見えです。
   ”Welcome home”、
   ”Here, I am”.
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   テントもうれしそう。
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   夕照のドラマ。日本海に、真珠の輝り。
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   宙soraには、セレナーデ。
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   passion、太陽の鎮め。
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   陽精の語られることのない衷情が、
   私のこころを透かします。
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   陽精と語らう、マイテント。
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   寂かな時間がながれます。
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   ”明日のことを思い煩うな、
   明日は明日みずから思い煩わん。
   一日の苦労は一日にて足れり”、
   ・・・・・。


   今日の労苦が熔けてゆきます。
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 (8/16)

   三時半に起床。ぐっすり眠れました。
   夜空に星の親昵。
   人工衛星かな?宇宙船かな?
   東から西へ点滅の光源がス~っと流れて行きました。

   朝食の準備。


   四時四十分、今回の目当て、大日岳へ。
   ちょっと雲が悪戯です
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   緩るやかなアップダウンを繰り返して、
   いよいよ大日岳が迫ります。
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   寵臣、牛首山。
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   御秘所の上辺り、
   まだ雲と戯れている朝陽。
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   牛首の標高から、肩へと並ぶと、
   朝陽が開放されました。
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   大日岳を頂いて、安心、安息。
   陽明を標柱に合わせれば、希望の燈心。
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   心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、
   力を尽くして、此処に起てた幸い。
   すべてのことに感謝、感謝、感謝。
   感恩が溢れます。
   貧しき土塊におしげなく注がれる慈光、
   愛としか言いようのない世界…。

   山に上ることは祈り。
   お山の天辺に砕かれて、宇宙の意思に触れる――。
     
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   やわらかな旭光。
   陽精に応える、牛首山。
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   不遇の尾根、御幣松。
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   光、満ちて。
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   烏帽子、梅花皮、北股。
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   山頂に憩うひと時。
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   西大日岳への頂稜。
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   讃う、オンベ。
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   さて、長居はこれまで。
   そろそろ御西へ戻りましょう。
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   振り返り、振り返りつつ、
   お山と語らいます。

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   瞳のような文平の池。
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   トリカブトの目送に与ります。
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   タカネマツムシソウのエ~ルに、
   ほっこり。
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   お山の信実、謙遜を総身に享けて、
   のっそのっそ歩く、この至福。

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   飯豊はイイなぁ…。
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   "友よ"、
   すべての思い煩いを蔽う、…。
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   いつまでも歩いていたいところですが、
   御西に着いてしまいました。(笑)

   許されているのは一泊。
   帰らねば、
   …旅籠屋"御西"の”解体”、撤収です。
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   すったもんだのパッキングを終え、身繕いも完了。
   大日岳とツ~ショット。
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   御西小屋管理人(ピンチヒッター?)の吉田岳さんと。
   岳さんとはツ~ショット、初めてかな。
   ”お世話になりました”。
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   遠ざかる御西、"また、来るね"。
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   寛恵、大日岳。
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   草原に浮かぶ、大日岳。
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   先程、写真を撮って頂いた仙台からの若者。
   石転ビから大嵓尾根へ挑みます。
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   『大日岳/讃悦(その3) 』に続く。