あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊/秋光(その2) 2015年9月27~28日



   『飯豊/秋光(その1)』からの続きです。


   3時半を少し回りました。
   シュラフをぬけ出し、朝食の準備。
   外は満月、
   大日岳が幽玄のノクターンを奏でています。



   4時47分、小屋を出発。
   月明りが優しく地面を照らしますが、未明。
   ヘッドランプを頼りに。
   


   黎明、天空の調べ。
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   眼をさます、磐梯山
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   天から、"光あれ"。
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   すると、光が生まれました。
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   光に応答する大地。
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   大日岳がモルゲンロートを頌います。
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   "Welcome home, my friend".
   ("友よ、お帰り")

   (大日岳山頂)
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   大日岳を頂いて、安心、安息、安然

   心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして
   この天辺に起たしめられました。
   この愛としか言い様のない世界にたたずんで、
   ただ感謝、感謝、感謝。
   感恩が溢れます。

   貧しき土塊にお山のこころが沁みて来ます。
   山のような人間に成らせ給え。

   煩いが熔けてゆきます…、
   来てよかった。

   
   "Grace be with you"、
   希望の燈明。
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   たった一人の大日岳。
   山頂に周覧、寛閑のひと時。


   (西大日岳)
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   (牛首山の頂稜、会津盆地)
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   やわらかな旭光に艶めく山容。
   飯豊の慈愛が、
   その総てを凝縮した肢体を透して、エ~ルとなり、
   この貧しき土塊に注がれます。

   (御西岳、飯豊山
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   おしみなく注がれる慈光。(牛首山)   
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   (二王子岳)
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   主稜線はつましく慈愛に応えます。
   (北股岳、梅花皮岳、そして烏帽子岳
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   (朝日連峰、遥か)
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   (北股岳)
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   帰路は大嵓尾根、あまりゆっくりはできません。
   そろそろ御西に戻りましょう。

   峰々と語らいながら。
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   (大日岳の肩、牛首山)
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   飯豊の香りに包まれます。   
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   (牛首山)
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   早く歩くなんて、もったいない。
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   (大日岳)
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   (牛首山)
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   (御西岳)
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   昨日の歴程。よく歩いて来たもんだ。
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   飯豊の信実と…
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   …謙遜を押し戴きます。
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   感謝。
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   "Grace be with you"。
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   御西小屋に戻りました。
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   ばたばたとパッキングを了え、出発です。
   梅花皮から縦走して来られた方にお願いして、パチリ。

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   一宿の恩義に謝して、
   "また来ます"。
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   "おおぞらを びんびんと ひびいてゆこう"
   (八木重吉

   空に舞う雲。
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   草原に浮かぶ大日岳。大きなエ~ル。
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   暢然の飯豊山へ…。
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   草月平をてくてく歩く、幸せ。
   こころがおどります。   
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   山精の充満、…
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   峰々の輪唱。
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   "天に
   神さまがおいでになるとかんがえた
   むかしのひとはえらい"
   (八木重吉

   

   宙soraに沐浴yuamiする飯豊山

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   飯豊の白鯨、御鏡の雪。

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   嗚呼、白鯨は、
   新たなる雪、次なる世代に、バトンを渡そう、繋ごうと
   切々と本懐している。
   飯豊の称名、御鏡の雪よ、
   あなたを見ていると、しぜんと心が粛とする。


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   草月平を
   てくてく、てくてく、
   歩いていると
   いやなこととか、つらいこととか、
   みんなほつれて、うつくしくなる。
   御鏡の雪に映されると、
   それらはみんな花のようになって
   うれしくなる。


   てくてく、てくてく、
   歩きます。
   てくてく、てくてく、
   エ~ルを抱いて。


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   紅葉と御鏡の雪、輝るひとすじの気持。
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   玄山道分岐到着。
   弘法清水で水をわけてもらいます。
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   駒形山頂です。一息入れましょう。
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   『飯豊/秋光(その3)』に続く。