あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/悛慎 2023年7月9日

大磐梯を頂きました。

 

 

今日(7/9)は、磐梯山へ。

ちょっと宿題の山を、とも考えていたのでしたが、予報に翻弄され、翻意。

雨に降られても安心な?山に。

(PC環境が調わずアップ見送りも過りましたが、最小限の画像で、何とか)

 

 

いつもの猪苗代スキー場から。

ゲレンデに喘いでいると、登山道の側らに延々とモノレールが架設されています。

聞けば、赤埴山の山頂に(!)ゴンドラ施設を造って誘客する計画があるそうで、

これで、ボーリングによる地質調査の為の資材を揚げるとのこと。

謡う「♪会津磐梯山は♪宝の山よ」の「宝」って、「お金」のことなのかなぁ。

お山の尊厳に思いを致して欲しい、そう願うのは、私だけでしょうか・・・。

ゲレンデトップから上は伐開され、赤埴山頂へと。

 

気を取り直して?

 

赤埴山から、ふと見遣ると、あらら、行くはずだった宿題のお山が・・・

予報に動じ、うろたえた自分が恥ずかしい。

 

沼ノ平を了えると、雨雲が襲来。櫛ヶ峰はひとまずおき、先に大磐梯へ。

弘法清水小屋でちょいと油売り?(笑)

辞して、勇躍?大磐梯を頂きましたが・・・

後から来た三角点マニアの、その無礼な言動に、気分は台無し。

「お金だ、カネ、かね!」の驕慢や、「俺様だ、オレ、おれ!」の傲慢が、

どうぞ、山からなくなりますように。

 

雲が切れ、櫛ヶ峰が呼んでいます?

~再び、気を取り直して。

 

 

ふ~、櫛ヶ峰を頂きました。

 

いいな。此処に起つのはいい、断然、いい。

頭の中のゴチャゴチャ、正しくない思いを、お山が、ぜ~んぶ吸い取ってくれます。

お山の祈りは、"Grace be with you"。

 

「否定することと、

信じることと、

正しく疑うこととは、

人間にとって、

馬にとっての走ることと

おなじである」

(Pascal)

 

 

 

 

いい時間を過ごせました。感謝。

 

 

後は、すたこら。

 

トンボ君や・・・

トラノオ君の、ねぎらいエ~ルに与って・・・

 

無事の下山、

悛慎の山路に

感謝、感謝。

 

fin