今日(7/2)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)
及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
早朝に、地区の運動公園の環境整備があり、
生憎、家に草刈り機はなく、草削りで参加させて頂きました。
私なんぞ役に立ったのかどうか、甚だ心もとないのですが、
主催者の呼びかけが奏功、若い人たちが多く参じて下さり、
私の非力が目立たずに済みました?感謝。
日向は育ちが早い。
体に障るようなものは持参の鎌で払います。
木陰が気持ちいい。
山頂は、もうすぐ。
ハルゼミの頌が迎えてくれました。
『水石』(三ツ石)につけば、阿武隈がひらけます。
ああ、空が近い。
一帯を見回りながら・・・
展望台へ。
上がって、眺覧、周覧。
あぶくまの暢然に身をひたします。
展望台に居合わせたみなさんと、しばし、歓談、山談義。
どうぞ、良き山に恵まれますように。
辞して、山頂部、残りのエリアを見回ります。
アヤメが溌剌。
異状のあるなく、安堵。
『水石』に戻って、昼餉としましょう。
空には、ハルゼミの頌。
あぶくまには、いいかたがたばかり。
「天というのは
あたまのうえの
みえるあれだ
神さまがおいでなさるならあすこだ
ほかにはいない」
と詩人は綴りました。(八木重吉)
世界には天に唾する嘲りが満ち、
戦争や抑圧、貪りが満ちあふれています。
それでも、それにもかかわらず、
「善人にも悪人にも、太陽を昇らせ、雨を降らせる」、
全世界の忘恩、反きを背負う、善意そのものの御方がおられる・・・
こんな日、山に上ると、そんな正しい心にしてくれます。
天上には、まなざし。"Grace be with you".
しんがり君の篤い思いにほっこり・・・
いい時間を過ごせました。感謝。
帰るとしましょう。
ヤマボウシや・・・
ハルゼミの目送に与って・・・
後は、すたこら。
木々と語らいながら。
無事の下山、
仁和の山路に
感謝、感謝。
fin