あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/朗暢 2022年10月2日

マツムシソウしんがり君が、有終の美を飾ります。

 

 

今日(10/2)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)

及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

 

ん~たくましい高気圧。気味が悪いほど?良い天気が続きます。

こんな日に山に登れるのはとてもしあわせなことです。

 

 

堂山王子神社を廻り了え、高柴山門沢登山口へ。

『クマに注意!』の看板が設置されました。緊張します。

 

たった一ヶ月なのに・・・もうこんな感じ。

 

鎌を持参。ちょっと道刈りの真似事など・・・。

 

今日はみんな上機嫌。

 

陽精の頌に木々が唱和。

 

のっそのっそと歩けば、心肺は和やか。

 

 

水石着。あぶくまが宙に沐浴します。

 

歓呼して秋を頌う、ススキ。

 

避難小屋に異状なし。大切に。

 

 

回り込んで展望台へ。

山頂部、浮金区域は下草刈りが済んでいます。ご愛労に感謝。

 

展望台に上って、眺覧、周覧。

 

あぶくまの暢然が沁みてきます。

 

 

 

 

一帯を見回りましょう。

 

 

トイレはキレイに使いましょう。

 

 

安積山塊と郡山の市街。

 

 

下草刈りが施されたので、マツムシソウはもう・・・

 

~と思いながら、いつもの場処に来てみると、

何と、まだ、咲いています!

 

数こそ少ないものの、浮金地区のみなさんのこまやかなご配慮により、

蕾だったものが、刈られず残しておかれ、それが、今、こうして・・・。

感謝。

 

 

しんがりはたくましい。覚悟がある。

 

 

一人ひとりの?

 

 

その、ひとすじの気持ちが・・・

 

 

胸を打ちます。

 

 

一帯に異状のあるなく、安堵。

 

お腹が空きました。再び、展望台に上って・・・

 

 

ラーメン屋開店?です。(笑)

 

 

ん~、天が近い。

 

「自然の自然は自然なり、人の自然は不自然なり」

とは、内村鑑三の言葉。

人は、神に背き、天に反きて、その自然性を失った・・・。

 

 

天とは?神とは?仏とは?~理窟はこねまい、理窟は低い真理だ。

 

天を仰ぎ瞻る、ただそれだけ。

私はその響、そのまなざし、その不思議な力を、深く、強く、純に体験する。

 

天を仰げ、さらば生くべし。

 

 

上って来られたご夫婦と、しばし、歓談、四方山話。

 

いい時間を過ごせました。帰るとしましょう。

 

 

水石から。

 

トンボ君と、しばし、語らって・・・

 

後は、すたこら。

 

阿武隈のねぎらいエ~ルに与って・・・

 

無事の下山、

朗暢の山路に

感謝、感謝。

 

fin