今日(6/28)は、安達太良へ。
やはり、いつもプレイしている先輩方にはかないません。
で、山は、順延。近場へ。
奥岳から入ります。
看板あり。くろがね小屋の解体は、この工事が終わってから。
勢至平から直に峰ノ辻を目指してもよかったのですが・・・
もう直ぐ解体される『くろがね小屋』に、一目でもと。
「長い間、ご苦労様でした」。
小屋前で、おにぎり1個。
炭水化物を燃やして?いざ。
昔みたいに、馬ノ背へ突き上げたいなぁ。
峰ノ辻に着きました。先ずは、鉄山。
地下足袋にはちょいとつらいボコボコ歩きに堪え・・・
沼ノ平、見参。安達太良の懊悩の痕跡です。
天上のまなざしにまもられて。
風はほどほど。矢筈森から、鉄山をロックオン。
この面魂や、よし。
したしげな雲と連れだち・・・
箕輪山や吾妻の衆、・・・
そして、船明神、障子ヶ岩と言葉を交わしながら・・・
鉄山避難小屋へ。
風はないので、外で、ラーメン屋開店です。
「山の諸功徳高広なるをもて
乗雲の道徳かならず山より通達す
順風の妙功さだめて山より透脱するなり」
とは、道元の言葉。
そんなお山の功徳に沐浴し・・・
ラーメンをすすりながら・・・
雲のすることに見惚れます。
さて、食後。箕輪山へでもと、足が向いますが・・・。
おおわれてしまいそう。このまま、雲のすることを眺めてたほうがいい。
「このごろのくもは
したしげに生きている
ふしぎなほほえみをみせたなとおもう と
するすると
こころがわりした小娘のようによこをむいていってしまう
まことに小春日和というものがふさわしい日なら
山のかげで
小半日ぐらい雲とあいびきする
まひるのつきのようにあわいうれしさ」
(~八木重吉)
雲はいい、私心がない、とらわれない。
その頌は、"Grace be with you"。
雲さんの翔舞、翔逸、翔華を満喫、思想の交換。
~いい時間を過ごせました。感謝。
折角です、安達太良の山頂にも寄って、帰るとしましょう。
振り返れば、東吾妻山と鉄山避難小屋が睦みます。
鉄山の山頂から・・・
稜線を眺覧。
雲さんが、いい仕事してます。
路傍の花々に励まされ・・・
後は、すたこら?
安達太良山頂は、間近。
さすがは平日、人影は疎ら。
安達太良山を頂きました。
おにぎり1個。居合わせた方と、歓談、四方山話。
私より、七つ先輩の方でした。
ずっと雲を被ってた磐梯山から、うれしいエ~ル。
お山に礼敬、おいとまします。
路傍の花々と・・・
語らいながら。
ほぼ同年のこの方とお喋りを愉しんで・・・
無事の下山、
優寛の山路に
感謝、感謝。
fin