あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良/優寛 2023年6月26日

今日(6/28)は、安達太良へ。

昨日は、地区の隣組親善球技大会があって、グランドゴルフ

やはり、いつもプレイしている先輩方にはかないません。

で、山は、順延。近場へ。

 

 

奥岳から入ります。

看板あり。くろがね小屋の解体は、この工事が終わってから。

 

 

勢至平から直に峰ノ辻を目指してもよかったのですが・・・

 

もう直ぐ解体される『くろがね小屋』に、一目でもと。

「長い間、ご苦労様でした」。

 

小屋前で、おにぎり1個。

炭水化物を燃やして?いざ。

 

昔みたいに、馬ノ背へ突き上げたいなぁ。

 

 

 

 

 

峰ノ辻に着きました。先ずは、鉄山。

 

地下足袋にはちょいとつらいボコボコ歩きに堪え・・・

 

沼ノ平、見参。安達太良の懊悩の痕跡です。

天上のまなざしにまもられて。

 

風はほどほど。矢筈森から、鉄山をロックオン。

 

この面魂や、よし。

 

したしげな雲と連れだち・・・

 

箕輪山や吾妻の衆、・・・

 

そして、船明神、障子ヶ岩と言葉を交わしながら・・・

 

鉄山避難小屋へ。

 

風はないので、外で、ラーメン屋開店です。

 

「山の諸功徳高広なるをもて

乗雲の道徳かならず山より通達す

順風の妙功さだめて山より透脱するなり」

とは、道元の言葉。

そんなお山の功徳に沐浴し・・・

 

ラーメンをすすりながら・・・

 

雲のすることに見惚れます。

 

さて、食後。箕輪山へでもと、足が向いますが・・・。

 

おおわれてしまいそう。このまま、雲のすることを眺めてたほうがいい。

 

「このごろのくもは

したしげに生きている

ふしぎなほほえみをみせたなとおもう と

するすると

こころがわりした小娘のようによこをむいていってしまう

まことに小春日和というものがふさわしい日なら

山のかげで

小半日ぐらい雲とあいびきする

まひるのつきのようにあわいうれしさ」

(~八木重吉

 

 

雲はいい、私心がない、とらわれない。

 

その頌は、"Grace be with you"。

 

雲さんの翔舞、翔逸、翔華を満喫、思想の交換。

いい時間を過ごせました。感謝。

折角です、安達太良の山頂にも寄って、帰るとしましょう。

 

振り返れば、東吾妻山と鉄山避難小屋が睦みます。

 

鉄山の山頂から・・・

 

稜線を眺覧。

 

雲さんが、いい仕事してます。

 

 

 

 

 

路傍の花々に励まされ・・・

 

後は、すたこら?

 

 

 

安達太良山頂は、間近。

 

さすがは平日、人影は疎ら。

 

 

 

安達太良山を頂きました。

おにぎり1個。居合わせた方と、歓談、四方山話。

私より、七つ先輩の方でした。

 

ずっと雲を被ってた磐梯山から、うれしいエ~ル。

 

お山に礼敬、おいとまします。

 

路傍の花々と・・・

 

語らいながら。

 

 

 

 

 

ほぼ同年のこの方とお喋りを愉しんで・・・

 

無事の下山、

優寛の山路に

感謝、感謝。

 

fin