地蔵山を頂けば、飯豊本山の親昵。
今日(5/3は、飯豊。地蔵山まで。
飯豊の風にあたりたくなりました(ちょっとキザかな?笑)。
山都総合支所のHPに御沢まで「平常通行可能」との更新あり(4/28付)。
それではと・・・
下十五里で車のキーを失くしていることに気づき、
仕方なく、捜しながら戻り、駐車場(!)で見つけて、ホッ。
意地の?登り返し。かなりのタイムロス、体力ロスに。
御沢野営場から登山口へ、「いざ」。福島市の岳人が先行します。
橋を渡れば、登山口。飯豊道に客となります。
昔なら?初々しい芽吹きの頃と形容したいところですが・・・寡雪、温暖化。
葉は生長、色相はもう少年期かな?
その清しさをたっぷり吸いこんで、木ノ根坂に喘ぎます。
「下十五里」着。ポシェットからカメラを出すと、あれ?車のキーは!?
確かに車にカギをかけ、カメラとは別のポケットに入れたはず・・・
なのに、ない、ナイ、無い!どこをさがしても、ありません!
ん~、どうも、誤ってカメラと同じポケットに入れてしまい、
カメラを出し入れした際、引っかけて落としてしまった様です。
「どうする、家康」? ~冗談じゃない。
最悪の事態を考えれば、何はともあれ、さがさねばなりません!!
ゆっくりと、目を皿にして、往路を復しますが・・・
どうにも見つけられず、ついには、駐車場まで戻ってしまいました。
すると、何と、車の傍に!
最初にカメラを出した時に落としてしまっていた様です。
はぁ~、とにかく回収出来てよかった~!
あらためて、礼敬。「いざ」。
「めげるな」と・・・
励まされ。
気を取り直します?
「上十五里」で、やっと雪の絨毯。一昨年とどっこいどっこい?
三国岳に御目見得。「お久しぶりです」。
剣ヶ峰辺り、スッキリし過ぎです?
アハハ、この真ん中を歩くほど、愚かではありませんぞ?(笑)
「笹平」着。雪が繋がり出し~でも、断続的?
一昨年の雪が少なかった時でも、標識は隠れていたのですが・・・
見渡せば、新緑の進軍が鮮やか。
お~い!磐梯山のエ~ルに応えます。
この辺り、以前は残雪が豊かで、軽快に登れました。・・・
今は、いろいろと気を遣わされます。
横峰は、直ぐ其処・・・
横峰に起てば、あぁ、飯豊がひらけます。~沁みてくる衷情。
先ずは、地蔵山。
牛ヶ岩、五段山に遊ばせてもらうつもりでしたが・・・
ん~足が重い。
タイムロスに、ちょっと力み過ぎたかなぁ。
緩い勾配なのに・・・。
あぁ、来たぁ、足が攣る・・・
でも、まわりのみんなに励まされ・・・
四股踏んだり、ストレッチ?
~歩幅を狭め、だましダマシの運歩。
磐梯山に背を押し上げてもらえば・・・
山頂は、直ぐ其処。
平らになって、ふ~、地蔵山を頂きました。・・・
飯豊本山の、その親昵に浴します。
寛いで、しばし、眺覧、周覧。
さて、お山と相談。いやはや、足が攣っちゃいました。
思い上がるな・・・、自重しなさい。
牛ヶ岩山、五段山へと続く雪堤が、悩ましく?誘いますが、
本日は地蔵山を以って山頂としましょう。
「おまえはわたしの恵みで十分だ。
弱さにおいてこそ、力は余すところなく発揮されるのだ」
とは、パウロが受け留めた言葉。そう、彼とともに言おう、
「その力がわたしの内に宿るように、
むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇ろう」と。
磐梯山が肯います。
『地蔵山/恩信(後篇)』に続く。