安積山(額取山)の英姿。(滝登山口へ向う途中、夏出から)
今日(11/27)は、安積山[額取山]へ。加えて、帰りしな、移ヶ岳へ。
初めは安達太良のつもりで、夜明け前、奥岳のスキー場へ。
着いてみれば烈風吹きすさび、小枝が飛び交い、車にポコポコ当たります。
・・・直ぐにはおさまらないな、きっと稜線はとんでもない爆風だろう。
黙考→心変わり→「今日は呼ばれていない」。
コンビニへ用足しに戻って、そのまま安積山へ。
郡山市は逢瀬町なる滝登山口から。
稜線に上がると熱海からの道を合せます。しかし、さすがに強い風。
木が大きく撓っては、ギィウ~グィエ~と啼いています。
登山口の駐車場でお隣さんは89歳(!)のご老人、常連さんとお見受けしました。
彼に遅れること10分ちょっとで出発、直ぐ追いつくさと高を括りましたが・・・
行程三分の二を過ぎても後ろ姿をキャッチできず。
陽精の激に応えます。
もう直ぐ山頂という所で、ご老人が戻って来られました。
山頂は風が強くて飛ばされてしまいそう、とても息んでらんないと。
お名前を伺うと、okabeさん。恐るべき89歳。しばし、歓談。
辞して、一投足。
安積山(これは通り名、地図上は「額取山」)を頂きました。
いやはや風が強烈!まともに起っていられない!
ここは風衝の地。同じ山塊、大将旗山の先には風神が祀られているほど。
耐風姿勢で、意地の眺覧、周覧。(笑)
目立ちたがりの大将旗山は~次の機会に。
風圧に抗して起っているのがやっと、画像の水平制御などとてもとても。
北方、安達太良山と猪苗代山地(こう称してよければ)。
霞んで、阿武隈。山座同定はかなわず。
風が強くて居たたまれない。標識に礼して、さっさと?下ることに。
陽精の頌、そのエ~ルを頂戴して・・・
後は、すたこら。
登山口へと、舞い戻りました。
これで、無事の下山に感謝、感謝・・・なのですが、
安積山でも烈風に追い立てられ、あれよあれよの特急ピストン。
これではなぁと考えなおし~もうひと山?(笑)
帰りしな、『移ヶ岳』なら風も少しは落ち着いているかな?
という訳で、『移ヶ岳』へ。
ここへきて、やっと穏やかな日和に。落葉のザサッ、ザサッが心地よい。
山守のアラン君にご挨拶して・・・
移ヶ岳を頂きました。
しばし、眺覧、周覧。
今日は霞んでモヤモヤなれど、それはそれなりに風情。
陽精の頌に、耳澄ませます。
居合わせた方にお願いして、パチリ。(「危険」人物?笑)
この方に撮って頂きました。感謝。しばし、歓談。
お話を伺うと、今日はここで4つ目の山頂とか。飯豊では大日岳日帰りの経験も。
安積山では恐るべき89歳、こちらでは恐るべき49歳、はさまれてお疲れの69歳?
でも、共に、山に生き、山に生かされての同胞。励節に感じ入りました。
見送って、しばし、黙想。
さてと、帰るとしましょう。
木々と語らいながら・・・
後は、すたこら。
無事の下山、
励節の山路に、
感謝、感謝。
fin