あるく

~山の恵みの備忘録~

安積山/朗邁 2023年1月20日

安積山から、磐梯山の英姿。

 

 

今日(1/20)は、安積山(額取山)へ。

1/8にこのお山を訪れた際は、雪の華にこそ恵まれたものの、

生憎、眺望は得られず、天気の良い日に改めてと思っておりました。

不断、土日の何れかを山行に充てており、天気図とにらめっこ?

素人ながら、どうも本日でないと眺望は難しそう?と判断。

繰り上げることに。

 

 

郡山市逢瀬町なる滝登山口から。さすがに平日、先行はお一人。

 

この分岐で、磐梯熱海からの道を合せます。

(1/8の時より、積雪は 30㎝以上減)

 

前回同様、トレースはかたく・・・

 

高速道路!

 

長靴のピンが小気味よく食い込み、すたこら。

 

青空がステップを軽くします。

 

山頂は、もう間近。

 

ふ~、安積山(額取山)を頂きました。何という上天気。

 

ケルンに礼敬、ご挨拶して・・・

 


しばし、眺覧、周覧。

 

 

これほどの好晴に恵まれるとは・・・

 

安積山塊、稜線の先っぽには、大将旗山。そして奥に、那須の峰々。

 

目を転じると、猪苗代湖、そして磐梯山

 

~さらには、川桁山を始めとした猪苗代山地、間をおいて安達太良の連嶺。

(吾妻は雲隠れ?)

 

そして、阿武隈

 

 

まじまじと、そして繫々と?磐梯山

 

今日は、あなたに会いに来たのです。

 

大磐梯が頌えば・・・

 

櫛ヶ峰が唱を合せます。

 

黙想、思想の交換。大きなエ~ル。

 

安達太良からも。

 

耳清ませば、那須の峰々からの響。そのうち、ご挨拶に?

 

やはり、目を引く?二岐山。

 

大将旗山↓が招きますが、遠慮しておきます。

此処まではトレースが踏み固められ、夏時よりはやく歩けましたが、

この先、そうはいきません。

ピン長ツボ足では、夏時の三倍、四倍はかかるでしょう。

また日を改めて・・・。

 

そらになにもかもすいとられてしまいそう・・・

 

 

"Grace be with you", ・・・ 天上には、まなざし。

天上は「心の貧しい人」のもの、その人は幸いだと、イエスは仰った。

この語は、日本語に訳されるとき、様々に工夫が施されてきました。

「自分の貧しさを知る人」、「神に寄りすがる貧しい人」、「霊において貧しい人」等。

お𠮟りを覚悟の上で言えば~「心を虚しくされた人」も縁者かな。

天を仰げば、己が何者かであるという自惚れなど吸い取られてしまう。

作者を前に、何者でもなく、赤裸にされた、その自覚が、天に合せられる・・・、

よかったね、おめでとう、幸せだねと、イエスは祝福されたのだ。

 

「天に

神さまがおいでなさるとかんがえた

むかしのひとはえらい」

八木重吉

 

 

いい時間を過ごせました。帰るとしましょう。

 

標識に礼して・・・

 

あぶくまのわが家へ。

 

 

 

日山、龍子山、移ヶ岳、鎌倉岳が仲良く居並びます。

 

後は、すたこら。

 

 

 

 

 

木々と語らい・・・

 

影と戯れながら・・・

 

 

 

 

 

 

 

登山口へと舞い戻って・・・

 

無事の下山、

朗邁の山路に

感謝、感謝、感謝。

 

 

(帰路、夏出から安積山)

 

fin