あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/淋鈴 2021年7月4日

 雨花、精壮。

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 *この花の名は「ドクダミ」。もっと相応しい名前があってもいいですね。

 

 

今日(7/4)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)、

及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

雨音で目が覚めましたが、しばらくして小康。いつもの散歩へ。

このまま、午前中ぐらいもってくれればなぁと願うも、結局、

そぼ降る雨の中、傘をさして。 

 

 

同じ梅雨前線は、関東や東海地方を激しい雨で襲いました。

土石流が猛り狂って家屋をなぎ倒し、住民の方々をのみ込んでいく様は、

これはもう、凄まじいとしか言いようがない・・・。

災禍、災厄~「生まれて初めて」の連鎖が止まりません

亡くなられた方々のご冥福を、衷心より、お祈りいたします。

 

 

堂山王子神社を廻り了え、いつもの門沢登山口へ。 

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ん~、日向のヤブ化は、想定内?

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一応、学習能力はあるので、鎌を持参。 

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人一人が何とか濡れずに通れるようにと、道刈り。

草刈り機ではないので、細かいことは?ご勘弁。(笑)

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ホタルブクロや・・・

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トンボ君の労いに与りました。

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雨の山歩きもいいな。 

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心まで、しっとり。 

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山頂部は、ヤマボウシの祝筵。

 

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高らかなヤマボウシ頌歌。 

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この山には、ヤマボウシの英傑がずらり。 

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つつましいアヤメ・・・ 

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トンボ君と、歓談、四方山話? 

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展望台へ。 

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さすがに、この雨、人影はありません。

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眺覧、周覧?

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辺りは、雨に煙ります。 

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一帯を見回ります。 

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健気に、ひとつ。何を想う。 

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異状なし。 

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展望台に戻り、おにぎりタイム。

慣れない鎌での作業、普段使わない筋肉を使ったせいか、「ふ~」。

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アヤメとしばし語らい、その場を拝辞。 

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帰るとしましょう。 

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あらためて、こんなにたくさんのヤマボウシが居たんだなぁ。 

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その頌に耳清ませて・・・

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ヤマボウシ花言葉は「友情」だそうな。

「友情」~アランの『定義』によれば、―

「これは自己に対する自由で幸福な約束であって、

自然の共感を、予め、年齢や情念や相剋や利害や偶然を越えて、

変ることのない一致にまで、変えることである。

普通それは言葉には出されないが、

人は友情の結果を見、友情に絶対的に信頼を置く。

そこからいかなる駆引もない会話や判断の自由が可能になる」

とか。~哲学者らしい、ややこしい言い方。(笑)

 

自然への畏敬、崇敬、・・・そこまで言わなくていい、そう、友情。

この感情性の萌芽なしには、大地からの疎外はなくならない。

みんな作者によって連帯しているのです。

 

 

ヤマボウシの花は、みんな、そう言ってます。

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いい時間を過ごせました。感謝。 

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後は、すたこら。 

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花々の・・・ 

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ねぎらいエ~ルに与って・・・ 

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無事の下山、

淋鈴の山路に

感謝、感謝。 

 

fin