あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/明潔 2020年8月2日

 トンボくんと語らう、たのしいひと時。

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 今日(8/2)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)、

 及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

 

 堂山王子神社から、いつもの門沢登山口へ。

 この頃は雨曇り、空色を忘れかけていましたが、やっと、sky blue。

 梅雨明けかな? 

 登山口辺りがヤブ化してるだろうと、勇躍、鎌を持参したのですが、杞憂。

 地区の方々が、昨日?道刈りをして下さった様できれいさっぱり、藪は解消

 作業に当たられたみな様へ、衷心より感謝申し上げます。

 

 

 空へとかけりゆく、清爽。

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 途中から登山道に水が流れ込み、沢状態。原因は此処でした。

 水径が詰まってあふれていたので、処置。改善しました。 

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 木漏れ日の中、愉しく歩一歩。 

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 其処彼処にヤマユリの健気。 

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 水石に着けば、あぶくまの暢然に合せられます。 

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 山頂部には・・・

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 アジサイの明信・・・ 

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 そして、生きものたちの常々。 

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 ナデシコが頌えば・・・ 

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 ヤマユリも。 

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 展望台へ。 

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 眺覧、周覧のひと時。 

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  一旦降りて、・・・

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 一帯を見回ります。

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  ヤマユリ。この花の真面目を、どう形容したらよいのか。

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  食事中かな?

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 青空が見えるのはいい。なんてったっていい。 

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 「次のようなことを考えてみよう。

 今私はテニスができて、君たちの中の誰かが私がテニスをするのを見て、

 『やあ、君のテニスのやり方はずいぶん悪いね』と言ったとしよう。それで私が、

 『ぼくのテニスのやり方が悪いのはよくわかっているんだよ。

 でもちっともよくプレイしたいとは思わないのさ』と答えたとすれば、

 他の人はせいぜい、『あっそう、それならそれで結構』と言えるだけであろう。

 しかし今度は私が君たちの一人に道理に反した嘘を言ったとしよう。

 そこで彼が私の所へやって来て、

 『君は犬畜生みたいなことをするな』と言ったのに対して、私が

 『ぼくのしていることが悪いことはよく知っているよ。

 しかしちっともよくしたいとは思わない』と答えたら、

 彼は『あっそう。それならそれで結構』と言えるだろうか。

 けっしてそんなことはない。

 『だがね、君はよくしたいと思わなければいけないよ』と言うだろう。

 これは価値の絶対的判断であり、先の事例は相対的判断である」

 とは、ウィトゲンシュタインの言葉。(『倫理学講義』)

 

 「絶対」も「超越」も、天を仰げば、直ぐわかる。

 

 

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 トンボくんにはトンボくんの「道理」があるに違いない。 

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 そしてそれは、アゲハくんにも。 

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 一帯に異状のあるなく、安堵。

 そろそろ帰るとしましょう。

 

 

 水石で、阿武隈においとま。 

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 後は、すたこら。 

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 ホトトギスの目送に与りました。 

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 (ひと月でこんなに生長するのです。私は成長した?) 

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 無事の下山、

 明潔の山路に、

 感謝。

 

 fin