あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山・朗朗 2010年12月11日

   今日(12/11)は磐梯山です。
   先週の陽だまりハイキングからの揺り戻しか、
   心は凛を求めて雪山へ。

   新たな降雪があったとは言え、まだまだ中途半端な積雪です。
   登る物好きなど自分ぐらいだろうなぁ、
   まっさらな雪面にのっしのっしと自分だけのトレ~スはナイス!?
   とばかりに出かけて見ると、先行にお一方、
   さらに沼の平で追い着かれたkobayashiさんにアベヒロさんと、
   何だかんだで10人程の方と「遭遇」です。

   崩れるかな?と少し思わせた雲も、
   みんなの元気に押されてか、早々に退散。
   清々しい青空の下、新雪に木霊する会話の朗朗に、
   お山は貌をほころばせます。

   夫々が各々の念いを抱いて訪れ、
   各々が其々の応えに包まれて・・・。
   感謝です。      



   モルゲンロ~トにきりりと起って。
   ゲレンデには人工降雪機の試運転でしょうか?
   かすかな動力音を調べに雪が舞います。(06;47発)
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   川桁山塊の山際に朝陽が。
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   赤埴山の尾根にまた雪が戻って。
   黙々と自らの息遣いだけを友に、
   張りつめた空気を押し分け登ります。
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   雲海にかすむ会津盆地の彼方には雪を纏った連嶺の勇姿。
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   好い天気になりそうです。
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   猪苗代湖、清々しい朝です。
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   磐梯山、雪を被って凛。
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   帰りには天気の崩れの恐れあり。
   今日は先行の方に倣い、先に赤埴の山頂(右)を踏む事にします。
   この一帯は風の通り道、雪は着きません。
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   赤埴山頂から磐梯山本峰。
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   そして櫛が峰。
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   沼の平へ、いざ。
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   先行の方はあくまでツボ足です。
   カンジキにする/しないのぎりぎりかな?
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   樺(かんば)の回廊の向うには、
   お山が sora に気持ちよく泳いで。
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   「やぁ、お早うさん!」、お山にご挨拶。
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   沼の平のいつもの処で菓子パンを頬張っていると、
   何とGW飯豊でご一緒した喜多方のアベヒロさんが
   追い着いて来ました。
   若いなぁ~(笑)、鈍足の筆者はタジタジです。
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   アベヒロさんとオシャベリしていると、
   何と今度は郡山の kobayashi さんが。
   筆者とほぼ同年の彼ではありますが、
   さすが毎週飯豊で鍛え上げた脚。
   アベヒロさんといい勝負でしょうか?
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   筆者もお山とツ~ショット。
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   今日のお山の貌。
   ニンマリ微笑んでいます。
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   休憩を了え暫らく進むと、
   先行していた郡山の男性に追い着きました。
   毎週通っておられるそうな。
   雪山の魁は大変にツライもの、お疲れさんです! 
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   アベヒロさん、 kobayashi さん、筆者と続きます。
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   sora が青いとお山もゴキゲンです。
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   火口の淵へと上がれば、ド~ンと飯豊のお山が! 
   ん~、言葉がありません。
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   櫛が峰は雪化粧にはにかんで。
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   飯豊のお山の眼差しを享け、天狗岩がツンと天を仰ぎます。
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   黄金清水の上の急登に喘ぎ・・・。
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   弘法清水に到着です。お山が気持良さそうに。
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   西吾妻を振り返って。
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   今日は月山も眺望に「出席」です。
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   「席」を並べて朝日連峰も。
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   弘法清水に休んで、山頂アタックです。
   そこそこの雪ながら足を捕られ、
   はたまた上半身に当たる潅木ヤブに
   前屈みの嫌な姿勢を強いられて、
   筋肉は悲鳴です。
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   でも雪世界に心が弾みます。
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   山頂は、直ぐ、其処! (11;00山頂着)
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   磐梯山頂、
   祠の前でアベヒロさん(左)と kobayashi(右)さん。
   筆者の「証拠写真」は
   シャッタ~の「押し」不足でボケボケでしたぁ。
  (どちらにお願いしたか記憶が~、
   別に怒っている訳ではありませんよ、念のため。笑)
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   猪苗代湖に陽の光りが「瞳」を入れてくれました。
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   櫛が峰。右奥に安達太良/箕輪山、そして左に吾妻の連嶺。
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   桧原湖、西吾妻を望んで。
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   川桁山塊がすっきりと。
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   祠も雪の華に祝されて。 ん?上空に雲が・・・
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   雲が出張って来ました。
   崩れる?アベヒロさんの脚も自然とシフトアップです。
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   上空があっという間に雲に覆われてしまいました。
   東壁も沈んで。
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   西方の飯豊は霞み始めました。
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   でも雲の出張りも束の間。
   カ~テンコ~ルに応えて? sora がまた広がります。
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   会津の山並みと語らい、・・・
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   温々と陽射しを浴びながら。
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   陽光に身体も弾み、脚が跳びます。
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   雪融けの泥濘に尻餅を食わされて?
   ヤッケを汚してしまいましたが、
   今日も無事下山。お山に感謝の一礼。
(13;35下山了)
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   お わ り