あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山・寒寒 2010年9月25日

       今日(9/25)は磐梯山

      台風が福島県に近づいて来ました。お隣の浜通り地方には強風を始め、『警報』の

      アラ~ムが予報を賑わせています。阿武隈の山間にどれくらい影響してくるのか、

      よく見究め、いつもより遅く家を発つことに。

      台風が接近しているとは言え、猪苗代は距離もあり、予報には楽観が窺えますが、

      それでも山は山、それなりの雨と風は避けられないハズです。

      さていつもの駐車場に着いてみると、登山者のものと思しき車が7,8台。物好きは

      私だけかと思いきや、いやはや。

      9月とは思えぬ冷たい風に雨も混じり意気も上がりませんが、いざ出発です。




       了えてみれば、遅い登り始めが幸いしてか、或いは油売りのお陰か、下る頃には

      『台風一過』の恩恵に浴し、清々しい風光の下、のんびりお山に浸りながらの下山を

      愉しむ事が出来ました。感謝です。

      

      

どんよりと重い雲を目に負い、雨粒が混じる強風の中、猪苗代スキー場を登り詰め、湖に一息。
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秋は着々と。
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沼の平、いつもの休み場です。しかし寒い、まだ猛暑モ~ドの抜け切らぬ身体にはツラいです。温かいコーヒーが欲しい。
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よかった。弘法清水小屋は営業しています!
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中に入ればスト~ブが。温かい~。常連の星野さん、ポ~ズを決めて!
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ゆっくり食べて飲んでお喋りして、さて外に出たら、寒い~! カッパに包まって山頂へ。
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山頂の祠も、涼しさ超えてブルっときてますね。
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たまには標柱で。(筆者)
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それにしてもこんな天気なのに登山者は大勢。ブルブル震えている人も。この時季、装備に手抜かりは禁物。
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弘法清水小屋に戻り、3時頃まで『油売り』。すると何と一気にガスが切れ、山頂も見えて来ました。
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この雲がシンガリ。一帯の空も櫛が峰も解放です。
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桧原湖を臨んで天狗岩も雲の一過に晴れ晴れ~。
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吾妻の上空、北東にはまだまだ巨きな雲の塊が。
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スッキリした表情の櫛が峰。
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天狗岩、清爽。
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川桁山もすっかり雲から解放されました。
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櫛が峰もクリア~。
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天狗岩が吼えます。
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飯豊もお目見えです。
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山頂も晴れやか。
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先程までのガス、ガス、ガスがウソのように、赤埴山。
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飯豊連峰、遙か。
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吾妻ももうじき雲塊から脱け出ることでしょう。
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山頂、one more ? いやいや止めておきます。
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青空に清んで櫛が峰。
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お日様も元気回復です。
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満水に、久し振り。
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磐梯山の貌、東壁。気持は通じて。
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最後の力を振り絞って色を発し。
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沼の平。休み場。
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雲の宴の後に呆然と。
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「またな」。
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見上げれば、紅葉。
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猪苗代湖の秋。
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さて、駆け下りますか。
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黙礼而深謝無事下山。
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                            お わ り