晴れてしまった磐梯山 2009年7月25日

　大日岳、飯豊山と二週続けてのロング日帰りで疲れもたまり、
　「疲労回復」のためいつもの磐梯山に行くことに。
　幸い、予報も悪い。しかし、夏山をナメていた。
　どういうわけか自宅を出るのが遅れ、
　本日の登山口猪苗代スキー場に足を踏み入れたのは、
　もう本日の最高気温にも達せんとする午前１１時少し前。
　この暑さ、この湿気、しかも予報など何処吹く風で太陽ギラギラ。
　スキー場の急斜面を上る私の体中からは汗が、
　それこそ滝のように吹き出、流れる。
　やっとこさの松の木の木陰では、
　なんと登山では初体験？の立ちくらみ。
　いつもならここで休憩などした事のない私もさすがにへたり込む。
　夏はいつも早朝出発を心掛けていたはずなのに、
　あまりに習慣化してしまい、
　その意味の自覚がうすれてしまったようだ。
　ふらふらしながら、スポーツドリンクを少しづつ摂取し、
　雨のために（！）持参した傘を日傘にし、
　なんとか弘法清水小屋に辿り着き、大休止。
　なめこ汁でおにぎりをたべてなんとか復活。
　山頂ピストンの後も、再び小屋で大休止。
　今日ほど小屋の吉田さんご夫婦のおもてなしに感謝したことはない。
　それにしても諸先輩方は元気だなぁ。
　６０～７０代の方々が小屋の内外を笑顔一杯,溌溂と往来する。

　帰りはガスに被われ始めて涼しくなった沼の平を快適にとばし、
　猪苗代スキー場を下り切るころには、身体も快調になり、
　二週続きの飯豊で引きずっていた筋肉痛も
　すっかりなくなっていました。
　この山は不思議な山です。
　　　　　

あぁ、暑い！　猪苗代湖に飛び込みたい
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