先の筋肉痛も消え、今日(8/7)は大汗覚悟で磐梯山に。
連日の猛暑。頭は朦朧として、どの山になどと思考回路に入りません。(笑
いつもの山に日傘を差して、のんびりゆっくり、足の調子を診ながら歩きます。
いくらなんでも、標高1500M越えれば、この猛暑とて・・・。
弘法清水小屋に涼を愉しみ、そして櫛が峰に花と戯れ、雲と遊ぶ事ができました。
感謝です。
(猪苗代スキー場~沼の平~弘法清水~磐梯山頂~櫛が峰~沼の平~猪苗代スキー場)
登山道の傍らにはユリの花が満開です。この香りの強さは格別です。
小さいのに丁々発止の姿が可愛いです。
スキー場の上りでだいぶ汗を絞られましたが、赤埴の巻き道に入ればもう陽射しも追いかけてきません。
東壁の岩肌も夏ヤケ気味です。
見ていると涼しくなるお花です。
この時季、ちょっと暑苦しい花ではありますね。
天狗岩もガスに覆われ涼しそう。
清楚。
路傍に彩り副えて。
花々の饗宴。
弘法清水小屋。吉田さんより早く到着してしまいました。開店前です。さすがにこの辺り、標高1600Mを超えていますので、涼風が吹き渡ります。
背負子のヒモが切れて手間取った吉田さんも無事到着。しかしいつもながら此処までの毎日の通いは大変なお仕事。この猛暑の中、大汗です。どうぞご自愛ください。
いつものナメコ汁におにぎりを頬張り、お土産用に清水をボトルに満タンに。常連のFさんは筆者より一足先に息子さんと一緒に山頂へアッタックです。
筆者も山頂に。
ふくよか。
小屋に戻ると、何とGW飯豊でご一緒した喜多方のアベヒロさんが。久し振りに山談議です。聞けばアベヒロさん、先に櫛が峰に登って来たそうな。んだば、筆者も行かずばなるまい。
さて、弘法清水小屋を辞して櫛が峰へと向かうと、集団登山の一群が大挙して。(百は軽く越えていそうです)
火口へと降りる川上分岐のポイントから天狗岩を。
標高を上げるごとにガスが濃く・・・。
お花もだんだんと・・・
賑やかに。
山頂部は見事なお花畑。
雲に本峰は隠れてしまいました。ちょっと待つことに。
待てば待つほど、余計にガスが・・・?
本峰にかかる雲は頑固そうです。
火口縁の上は切れているのに。
落ち着きの無いガスには付き合いきれぬと、蝶はどっかと腰を落ち着けています。
残るのはコイツ、この雲です。
しかしなかなかしぶとい。
上には夏色の空が・・・。
ガスの喧騒をよそに、花は静かに囁き合っています。
もうそろそろ下るとしますか。
花達に暇乞いをして。
ここを降るわけではありませんよ。
縁沿いに慎重に足を置きます。
花は寂か。
下るうちにガスもとれて。
荒々しい火口壁。
また雲が・・・。
火口壁に天然の峻厳を見ます。
東壁の貌。頭に湯気が。
沼の平にしばし休んで。
いよいよ灼熱のゲレンデ下りです。水分をたっぷり摂り、日傘を差して万全の態勢で突っ込みます!
お わ り