あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山・盛夏(本峰~櫛が峰) 2010年8月7日

       先の筋肉痛も消え、今日(8/7)は大汗覚悟で磐梯山に。

      連日の猛暑。頭は朦朧として、どの山になどと思考回路に入りません。(笑

      いつもの山に日傘を差して、のんびりゆっくり、足の調子を診ながら歩きます。

      いくらなんでも、標高1500M越えれば、この猛暑とて・・・。

      弘法清水小屋に涼を愉しみ、そして櫛が峰に花と戯れ、雲と遊ぶ事ができました。

      感謝です。

      (猪苗代スキー場~沼の平~弘法清水~磐梯山頂~櫛が峰~沼の平~猪苗代スキー場)



磐梯山は雲で洗顔中のようです。
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登山道の傍らにはユリの花が満開です。この香りの強さは格別です。
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小さいのに丁々発止の姿が可愛いです。
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スキー場の上りでだいぶ汗を絞られましたが、赤埴の巻き道に入ればもう陽射しも追いかけてきません。
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東壁の岩肌も夏ヤケ気味です。
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見ていると涼しくなるお花です。
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この時季、ちょっと暑苦しい花ではありますね。
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天狗岩もガスに覆われ涼しそう。
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タカネナデシコが今年はすごい。黄金清水の平にこれ程の群生は初めて。
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清楚。
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路傍に彩り副えて。
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花々の饗宴。
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弘法清水小屋。吉田さんより早く到着してしまいました。開店前です。さすがにこの辺り、標高1600Mを超えていますので、涼風が吹き渡ります。
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背負子のヒモが切れて手間取った吉田さんも無事到着。しかしいつもながら此処までの毎日の通いは大変なお仕事。この猛暑の中、大汗です。どうぞご自愛ください。

いつものナメコ汁におにぎりを頬張り、お土産用に清水をボトルに満タンに。常連のFさんは筆者より一足先に息子さんと一緒に山頂へアッタックです。
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筆者も山頂に。
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磐梯山頂。相変わらず賑やかです。
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山頂売店に Nさんの姿が。お久し振りですね。
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ふくよか。
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小屋に戻ると、何とGW飯豊でご一緒した喜多方のアベヒロさんが。久し振りに山談議です。聞けばアベヒロさん、先に櫛が峰に登って来たそうな。んだば、筆者も行かずばなるまい。
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さて、弘法清水小屋を辞して櫛が峰へと向かうと、集団登山の一群が大挙して。(百は軽く越えていそうです)
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火口へと降りる川上分岐のポイントから天狗岩を。
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標高を上げるごとにガスが濃く・・・。
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お花もだんだんと・・・
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賑やかに。
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山頂部は見事なお花畑。
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雲に本峰は隠れてしまいました。ちょっと待つことに。
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待てば待つほど、余計にガスが・・・?
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でもしばし切れて。(赤埴山とその向うに猪苗代湖
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本峰にかかる雲は頑固そうです。
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火口縁の上は切れているのに。
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落ち着きの無いガスには付き合いきれぬと、蝶はどっかと腰を落ち着けています。
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残るのはコイツ、この雲です。
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しかしなかなかしぶとい。
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上には夏色の空が・・・。
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ガスの喧騒をよそに、花は静かに囁き合っています。
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まさに御花畑
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もうそろそろ下るとしますか。
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花達に暇乞いをして。
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ここを降るわけではありませんよ。
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縁沿いに慎重に足を置きます。
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花は寂か。
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下るうちにガスもとれて。
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磐梯山山頂部をアップ。
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荒々しい火口壁。
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また雲が・・・。
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火口壁に天然の峻厳を見ます。
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東壁の貌。頭に湯気が。
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沼の平にしばし休んで。
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猪苗代湖。赤埴山の尾根から。
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いよいよ灼熱のゲレンデ下りです。水分をたっぷり摂り、日傘を差して万全の態勢で突っ込みます!
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