今日(6/1)は、阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057M)を見回ります。
明日の予定でしたが、地区の用務があり、1日早めることに。
先の週の高柴山同様、日山も彩りが豊か、ハイシーズンを迎えました。
明日が山開きとあって、今日は訪れる方が疎ら。
返って喧騒もなく、若葉や山躑躅の溌剌に近頃の心のザワワザワワ?は慰撫され、
静思のひと時に恵まれました。
身繕い。

真っ直ぐ進むと、三叉路。左の農道へ。

タバコ畑に沿って。

やがて、登山口。礼して、分け入ります。

木漏れ日が清か。

林道に出合えば…

電波施設様にお目見え。

ウツギに礼し、再び山径へ。

心を清ます若葉の煌めき。

移分岐。茂原登山口からの径を合せます。

花々の鄭重なもてなしをうけながら。…

樹々には積もる話。
遠目には判りにくいですが、だいぶ松枯れが進行しています。

山頂まで、あと一登り。

すると、元気溌剌の常連さん。私と同年かな?
お喋りを愉しみながらの、歩一歩。

花には衷心。

鳥居をくぐれば…

山頂広場です。

うやうやしく?迎えて頂きました。

展望台に上がって、眺覧、周覧。
あぶくまの響に耳澄ませます。


一帯を見回ります。

まだ解けぬ原発事故の後遺。

展望岩へ。

あらためて、眺覧。語らいのひと時。


龍子山、鎌倉岳、そして最奥に大滝根山。

異状のあるなく、安堵。
もどって、高台の社に陣取り、昼餉タイムとしましょう。

空には陽精の頌歌、そして雲の親昵。
細き声に、耳清ませます。

ひとにきずつけられたり、きずつけたりと、心の中にはザワワザワワ。
「もろもろの悪をつくらず、生死に著するこころなく、
一切衆生のために、あはれみふかくして、かみをうやまひ、しもをあはれみ、
よろずをいとふことなく、ねがふこころなく、
心におもふことなくうれふることなき、これを仏となづく」
そして、
「他の非を見て悪ししと思ふて慈悲を以て化せんと思はば、
腹立まじきように方便して、傍ら事を云ふやうにてこしらふべきなり」
とも。(『随聞記』)
どんな誤解や曲解があっても、弁解などする必要はない。
いつも、いい人間でいること。それだけでいい。
空は、雲は、議論しない、言い逃れしない。
ただ頌うだけ、"Grace be with you".

山躑躅が、唱を合わせます。


カップ麺も食し了えました。
そろそろ、おいとましましょう。

後は、すたこら?






ギンリョウソウから、うれしいエ~ル。


登山口へと舞い戻れば、鎌倉岳…

そして、移ヶ岳のねぎらいエ~ルに与ります。

無事の下山、
静逸の山路に
感謝
Fin