今日(6/9)は、 阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
山開きの日から二週間。
ヤマツツジの有終とともに訪れる登山者はめっきり少なくなりました。
山の全体を蔽うような彩りこそ失せましたが、緑濃く、精彩を増し、
其処彼処につましい華彩、衷情がほとばしっておりました。
いつもの門沢登山口から。
空は、どんより。
雨後のひんやり、淑やかさ。
路辺にはギンリョウソウの親昵。
花言葉は、「はにかみ、そっと見守る」とか。
モヤってきました…
其処彼処に…
団居(まどい)。
雲霧のなかを、歩一歩。
お疲れ様。…
「これで、いい」と、満ち足りた貌。
山頂部。彩りはすっかり失せています。
避難小屋の前では、牧野地区のみなさんの憩い。
今日は下草刈り、ご苦労様です。礼敬して、ご挨拶。
周って、展望台へ。
草刈りが再開。
一帯を見回ります。
アヤメが旬。
心を尽くして咲き切ったら、枯れるだけ。
展望台に戻りました。
階上へ。
動力音が流れます。
Sさんもお元気で何よりです。
広場で休憩中のみなさんをパチリ。深謝。
再び、展望台の上へ。
訪れたみなさんには、それぞれの感慨、そして息休。
花々は頌う…
ホイットマンの詩のように…
「われわが有るままに存在す、
それにて足る
もし世に何人もわれを認むるなきも
われは満足して独り座す。
もし衆人と各人とがわれを認むるとも
われは満足して独り座す」と。
異状のあるなく、安堵。
帰りましょう。
ヤマボウシのねぎらいに与って…
あとは、すたこら?
清かな花の、頌歌。
無事の下山、
仁譲の山路に
感謝。
Fin