あるく

~山の恵みの備忘録~

春閑/磐梯山 2014年4月13日

 
   今日(4/13)は、磐梯山へ。
 
   少し遠出をしようかと
   企たくらんでいたのですが、
   如何ともしがたい足かせが…。
 
   気の置けぬ山に、
   落ちつきました。
    
 
 
 
   早発ちで、ゲレンデは適度な締り。
   ゆうゆうと赤埴の稜線に。
   東尾根が過りましたが、
   山頂直下にブッシュが露わ。
   遠慮します。
    
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   朝の挨拶が届きます。 
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   林道分岐を過ぎ、
   先行の方に追い着くと、
   何とkobayashiさん。
   雪の磐梯山の常連です。
   ご一緒することに。 
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   お山に見参。寛恵に浴します。 
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   今日は弘法清水エリアに直接する斜面を
   上ることに。 
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   kobayashiさんが、
   東壁に取り付く二人を発見。
   少し高度を上げては立ち止まりと、
   息遣いが聞こえるようです。
   がんばれ!
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   この斜面も同じface、
   東壁と呼べなくもありませんが、
   勾配は最大で45度前後。
   向うに比べれば難儀の内に入りません。 
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   宙そらへと飛翔。 
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   東壁では
   雪面に膝をつけ、
   アックスを頼りに息をととのえる二人。
   終点への緊張が伝わります。
    
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   凛として宙そらを見上げる東壁。 
 
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   山頂へのスカイライン
   二人の形影が印されました。
   お山に笑み、嘉せられたようです。    
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   こちらも壁?を了え、
   弘法清水小屋の少し上に。
   小屋明け準備に来ておられた澁谷さんに
   離れて声を大きくご挨拶。
 
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   スパッツなしでは、観念。
   足元をちゃんとして山頂を目差します。 
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   開ける東壁。 
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   あの二人のル~トの勾配は、
   このぐらいでしょうか(もうちょい厳しい?) 
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   嗚呼、飯豊。今年初の目通りです。
   積もる話は山頂で。
   私の背中を押し上げます。 
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   「はやく来い」と山頂。 
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   山頂に踏み入れば、
   東壁登了のお二人がまだ息んでおられました。
   聞けば越後から。
   共通の知人もあり、愉しく山談義。
   どうぞお山に愛でられますように。 
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   oginoさんにお願いして、
   kobayashiさんとツーショット。 
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   お二人を見送り、
   まじまじと飯豊。
   一帯を統べる姿は、荘厳そのもの。
 
   心を尽くし、思いを尽くし、精神を尽くし、
   そして力を尽くす者に、
   飯豊の道は開かれる。
   かくあれかしと、願う。
 
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   さてたっぷりと春閑の山頂を
   満喫しました。
   いとまを告げます。 
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   空いっぱいにお山の笑み。 
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   惜しみなく注がれる慈愛。 
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   銀シ~トの端くれで愉快にシリセ~ド。
   爽快。 
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   落とし穴ではありません。(笑)
   お久しぶりです。
   弘法清水では澁谷さんが奮闘。
   3メートルにも及ぼうかという雪を掘ってほって、
   やっとこ清水を掘り当てました。
   小屋明けの準備は万端ですね。 
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   さぁ、燦々の凱旋。 
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   45度の斜面でシリセ~ド?
   遠慮させて頂きます。(笑) 
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   通う親昵。 
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   あるとき、
   ケインズは言い放ったものだ、…
   「あと少なくとも百年間は、
   いいは悪いで悪いはいいと、
   自分にも人にもいい聞かせなければならない。
   悪いことこそ役に立つからだ。
   貪欲と高利と警戒心とをまだしばらくの間
   われわれの神としなければならない」と。
 
   ケインズさん、
   原発の惨状をご覧なさい。
   あなたの神が、
   そこに居る。
 
   お山は笑い飛ばす、
   「空くうの空くうなるかな」と。
 
 
 
    
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   さぁ、帰ろう。
   湖うみのねぎらい。 
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   またまた、爽快シリセ~ド。 
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   お山の笑みに守られて。 
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   無事の下山、
   ひと時の春閑に
   感謝、感謝、感謝。
 
 
 
 
   Fin