あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/東尾根/恵心(後篇) 2018年3月18日


 磐梯山/東尾根/恵心(前篇)』からの続きです。


 超脱の、ひと時。

 朗天、朗耀に祝福され、飯豊とツーショット。
 慈光、慈愛に沐浴(ゆあみ)します。
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 まばゆい、飯豊の光。そして、親昵のまなざし。
 いかでこたえん、この愛に。
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 目を転ずれば、朝日の連嶺… そして、月山。
 こころがたかぶります。
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 しばしたたずみ、眺覧、周覧。


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 宙には、陽精の頌歌。―
 こんな佳き日に来れて、しあわせ。
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 そろそろ、帰るとしましょう。




 山頂にいとまを告げて。
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 沼の平、そしてのぼり来った東尾根。
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 ちょいとそこまで行けそうですが…。(笑)
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 山頂をご一緒した皆さんも下ります。
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 すると、沼の平~弘法清水を回り込んで、kobayashiさんが
 上って来られました。
 本調子ではないと仰ってましたが、何のなんの。
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 しばし、談じて、それぞれの上り下りへ。

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 弘法清水が見えて来ました。
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 小屋前で、ひと息。飲んで食べて…
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 飯豊と語らいます。
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 お久しぶりです、天狗岩。
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 陽精の頌に合わせて…
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 ”天へ、そして天から生きよ”と、呼ばわります。
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 弘法清水から、ちょいとショートカット。
 お山と語らいながら、近しい斜面を降ります。
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 ラインが優しい、東尾根。
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 了えて、一礼。
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 沼の平。
 静まって、お山の響に聴きます。

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 霞が関がかまびすしい。―
 『子曰わく、
 政を為すに徳を以ってせば、譬えば北辰の、其の所に居て、
 衆星の之れに共(むこ)うが如し』
 とは、『論語』にある言葉。
 「北辰とは、北極星のこと。
 北極星は、じっとその場所にいるだけだが、
 他の多くの星どもは、それを中心として旋回する。
 道徳による政治の、人々に対する関係も、その如くであって、
 人々は、あるいは、万事は、それを中心として、円満に進行する」
 というのが、大意。
 これは古代人の夢想だと、誰が笑えるでしょうか。
 この逆もまた真なり、
 「曰わく、政を為すに不徳をもってせば…」(!)
 この国のおそらくは最高に部類される頭脳を集積した官庁が、みずから、
 その「誇り」を打ち毀してしまいました。
 別の条には、
 「子曰わく、驥(き)は其の力を称せず、其の徳を称する也」とも。
 つまり、
 「驥とは、駿馬、称とは称賛する。たたえる。つまり、
 駿馬は、むろん能力をもっている。しかし称賛されるのは、
 その能力よりも、より多く馬としての道徳である。
 人間もそれと同じいこと、いうまでもない」と。

 わが宰相は、
 その巧言を操ればあやつるほど、「徳」を乱していると、
 どうして弁えないのでしょうか。



 憂国の、磐梯山

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 さて、帰りましょう。

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 雪はしまって、ツボ足ですたこら。
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 沼の平にいとま。
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 衛兵岩に一礼し、無事を報告。
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 赤埴山へ。 
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 還って赤埴の山脊に起てば、湖の祝福。
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 そして、お山の祈りは、"Grace be with you".
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 ゲレンデトップには、
 スキー教室の子どもたちのはしゃぐ声。
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 陽精のねぎらいに与ります。
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 あとは、ゲレンデに靴を滑らせ、ス~イスイ。
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 未来のオリンピアンたちよ。
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 お山に礼して…
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 無事の下山、
 お山の恵心に
 感謝、感謝、感謝。


 Fin