あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/天和 2019年12月1日

 今日(12/1)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)、

 及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

 この間、冬が一進一退ということもあり?磐梯山にでもと、

 思わなくもなかったのですが、どうにも気忙しく、行かずじまいに。

 考えを纏めねばならぬことが多々あって、どうにもごちゃごちゃです。

 でも、やっぱり山に登るのはいい。

 阿武隈の山気に、天和に、心が洗われました。

 

 

 いつもの門沢登山口から。ちょっと上れば、阿武隈のエ~ル。 

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  霜柱がお出迎え。

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  その溌剌に激され・・・

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 勾配に歩一歩。 

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  落葉は、冬化粧。

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 冬枯れの径を・・・スキップしようか? 

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 水石着。あぶくまの祝福に和みます。 

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 珍しく?お客様。郡山からとか。 

 しばし、山談義。

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  山頂部、牧野側を見回りながら、展望台へ。

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 暢びやかな、日和。 

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  展望台へ到着。しばし、眺覧、周覧。

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 安達太良の連嶺が望めます。延伸して東吾妻山、一切経山。 

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 交響する、あぶくま、空、そして雲。 

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 次は、浮金側を見回ります。

 

  郡山の市街の奥に、安積山塊。

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  そして遠望、磐梯山

 雪は?あまりなさそうです。

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 嬉しいことに、天狗岩の響。

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 展望台を見遣ると、登山者がお一人。 

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  私も展望台へ。

 しばし、歓談、四方山話。聞けば、87歳。郡山からとか。

 今日はもう一山、移ヶ岳へ登るそうな。その矍鑠(かくしゃく)に、万歳!

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  異状のあるなく、安堵。

 

 昼餉は、風の柔らかな水石へ。 

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  めずらしく、月山。さやかな響が心を透します。

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 空と、雲と、語らうひと時。

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 先日、ローマ教皇フランシスコが来日し、その言動が報道で紹介されました。

 「ぜいたくで便利な生活」から「控えめでつつましい生活」へ、

 「いのち」を問い、「技術」を問い、「核なき世界」を問い、

 「わたしたちはどの様な者になりたいのか」、

 「後に生まれる人々にどのような世界を残したいのか」

 と問う姿に、

 まとわれた法衣を超え、人として満腔の共感を禁じ得ませんでした。

 同様の思想は、このブログでも折に触れて綴って来ましたが、

 如何せん、私は、名も無き一無用人。貧しき土塊です。

 果たしてどれだけの魂に届いているでしょうか。

 フランシスコの問いが、祈りが、一人でも多くの方に届きますようにと、

 祈らずにはおれません。

 

 

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  天に舞い、頌う雲。

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  私も頌い、天地に舞おう。

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  いい時間を過ごせました。感謝。

 

 そろそろ帰るとしましょう。

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 無事の下山、

 天和の山路に、

 感謝、感謝。

 

 Fin