あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/豊雍 2019年5月19日

 躑躅の頌歌。
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 今日(5/19)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
 及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
 加えて、本日は、片曽根山の山開き。観光協会からのお招きに応え、
 先に、こちらの安全祈願祭に参列することに。


 久しぶりの片曽根山頂。しばし、船引の市街を眺覧。
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 開式まで間があり、展望台へ向かうと…

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 何と、佐藤さんご夫妻の姿が。2/23以来でしょうか?
 拙ブログに山の記事が更新されず、ご心配をおかけした様で、恐縮。
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 片曽根山での安全祈願祭を終え、七郷へ。
 次は高柴山です。
 いつもは、先に堂山王子を回りますが、今日は後に。


 沢登山口から。
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 新緑が光を讃います。
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 奥に、先ほどお邪魔した片曽根山。
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 身につまされる、樹々の傷痕。
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 ん~、山を歩くのがいちばん。
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 おや?何とSさんが!
 愉しまれたご様子、お元気で、何よりです。しばし、歓談、四方山話。 
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 若葉を透す光に、スキップしたくなる?
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 径の周りが萌えだしました。
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 きれいだよ~と、声をかけると… 
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 はにかみます。
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 歩一歩、一つひとつの花の衷情に、染められてゆきます
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 「水石」着。
 あぶくまが展けます。
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 山頂部のヤマツツジ、~三分から四分咲きといった所かな?
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 花々のひとすじの気持ちに和みます。
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 展望台へ。
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 山開きは来週(5/26)ですが、今日の人出は
 今山頂に居る人、既に下山した人~100人以上でしょう。
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 いい日和です。
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 しばし、眺覧、周覧。あぶくまの響に耳澄ませます。
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 一帯を見回ります。

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 花々には衷心、衷懐。
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 そしてその傍らには、思い思いの憩い、団らんがありました。
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 森のみんなが頌を合せます。
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 見回って、異状のあるなく、安堵。

 水石に戻りました。
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 人はもっと山々と、花の一輪一輪と、思想の交換をすべきだ、―
 つくづく、そう思う。

 最近まで文科省で教育行政の中枢にいた人物は宣う…
 「間違いなく、近いうちに定型反復型の労働はAIに取って代わられるだろう。
 昭和の教育のままでは、まるで失業者を量産しているようなもの。…
 今後はAIを使いこなす技術と、
 AIにはできない、人間にしかできない能力が重要になる。
 感性とか善悪の判断とか。
 AIに決定的に欠けている意思、意欲、好き嫌いの感情、倫理、五感など。
 特に哲学。ここは人間らしく、しっかりと身に付けてゆきたい」と。

 一体何を言っているのだろう。
 この人は、AI自体が一つの哲学の化身だということを知らないのだろうか?
 問題は何が進歩なのか、人間の生命とは何か、本当の幸せとは何なのか…
 とってつけたごまかしの論理に、「哲学」などとはおこがましい。
 ソクラテスのしかめっ面が目に見えるようだ。


 自然、天然の響に、その謙廉に耳を澄ませたい。
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 花には、ただ、ひとすじの気持ち。 
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 帰りましょう。

 語らいながら。
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 無事の下山、
 豊雍の山路に
 感謝


 Fin