あるく

~山の恵みの備忘録~

移ヶ岳/郷進 2019年12月8日

  移ヶ岳の山頂から、雪をまとった大滝根山。ん~、霧氷かな?

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 今日(12/8)は、ひょいと移ヶ岳へ。

 午前9時以降晴れる?との予報につられて腰を上げましたが、

 どうにも雲が剛腹、頑固。でも久々。朝な夕な目に親しんだ山です。

 思った様な眺望にこそ恵まれませんでしたが、

 その親昵にとっぷりと浸り、郷進の、特大のエ~ルに与りました。

 

 

  登山口の瑞峰平には、線量計。0.12μSv/h。いざ。

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  昔日の作業道を少し辿ると、移ヶ岳神社。

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  私が子供の頃は、石の切り出しの車が往来に四苦八苦。

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 石切り場への分岐で、左へ折れます。 

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  陽の当たらぬ北面には、雪。初物かな?

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  巻いて、よっこらしょ。移ヶ岳を頂きました。

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  カップ麺にお湯を入れて待っていると、お一人来頂。

 言葉を交わすと、"koizumiさんですか?"

 何と、近所のnemotoさん。2017年8月6日に高柴山でもお会いしてました。

 しばし、歓談、四方山話。

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  食しながら、眺覧、周覧。雲が、何とも人懐っこくて。

 レンブラント光線が、鎌倉岳と大滝根山を画します。

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 雪に頌う、大滝根山

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 山頂部を占めるのは、航空自衛隊のレーダー基地。

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  光線に導かれて南へ目を遣れば、高柴、黒石、鞍掛の連なり。

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 そして片曽根山に雍られた、田村市船引の市街。

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 建物の数は昔日の比に非ず・・・。 

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  そして翻れば、どっしりと日山。

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  安達太良や吾妻、奥羽の山並みは雲中、雲裏。気を塞いでいると・・・

 空にぽっかり、青空が。天の慰撫に与りました。

 

 

 天に響くは、"Grace be with you"。

 「悲しい思いになってはならない。希望すべきだ。
 人にほんとうに与えうるのは、自分のもっている希望だけなのだ」
 との Alain の言葉が重なります。

 

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  いい時間を過ごせました。

 帰るとしましょう。

 

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  後は、すたこら。

 

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  (おまけ;12月1日、高柴山から望む移ヶ岳)

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 無事の下山、

 郷進の山路に

 感謝。

 

 Fin