あるく

~山の恵みの備忘録~

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

高柴山(&堂山王子)~蓬田岳 2011年4月29日

今日(4/29)は、 阿武隈高原中部県立自然公園・「高柴山」(884M) 及び、 堂山王子緑地環境保全地域(田村市船引町) を見回ります(巡視)。 まず、お知らせです。 私が見回りを受け持っている二つの山、日山と高柴山の 「山開き」について。 『日山』-4/6付で…

合戦場の桜を訪ねて。  2011年4月26日

今朝(4/26)、散歩にたてば、 家の前の桜が嬉しそうに咲いています。 この辺りがこの分なら、・・・ あの桜、 毎年気にかけているあの桜、『合戦場の桜』も 見頃でしょうか。 ~と、近場の特権で? ちょっとお隣、『合戦場の桜』へ。 おらげの桜とブランド桜…

安達太良山へ。 2011年4月24日

今日(4/24)は、安達太良山へ。 山へ向かうキモチが沸沸としません。 でも、行かないよりは行った方が断然良いと、 そう思って近場のお山へ。 滲む汗は放射線の消化酵素? お山の爽快は、 放射線によって毀たれた細胞の残骸を蔽って、 新しい細胞の誕生を促し…

滝桜、咲いて。  2011年4月21日

滝桜が咲きました。 まだ七分咲きほどでしょうか。でも充分。 周りの騒ぎをよそに、悠然です。今年は観桜料の徴収はなし。 訪れた人も、「客」としてではなく、素で対峙です。 桜の花びら一枚一枚は、「今年の空気はちょっとヒリヒリするなぁ~」 なんて囁き…

磐梯山へ。 2011年4月15日

今日(4/15)は磐梯山へ。 放射能はたくさんの「生活」を毀損し、 惨恨は其処彼処に。 胸を塞ぐ生活がもたらされ、 この有り様では「敗け」? 原子炉の廃炉を待たずに、 自らの心身が廃落でしょうか。 敗けたくない、敗けないぞ。 ~それがみんな誰しもの…

片曽根山へ。2011年4月10日

昔、道元禅師は山水を讃えて、曰く、 『而今の山水は古仏の道現成なり ともに法位に住して究尽の功徳を成ぜり 空劫以前の消息なるがゆえに而今の活計なり 朕兆未萌の自己なるがゆえに現成の透脱なり 山の諸功徳高広なるをもて 乗雲の道徳かならず山より通脱…

大地の心・・・

今年も、庭のイヌフグリが咲きました。 いつもの花が、いつものように、ただひとすじの気持ちで。 放射能シンドロ~ムとでもいうべきなのか? 何気ない花が、なにげなく咲くことに、おどろき、 そのことに、いつにもまして胸打たれます。 花は大地の、心。…

思うこと

ある本を読んでいたら、その中に、 アメリカの哲学者パースのこんな言葉が引用されていました。 『十九世紀を通じて、 経済の問題に大きな関心がはらわれてきたために、 欲ばり(greed)の有益な効果と、 やさしい気持ち(sentiment)の不幸な結果が、 誇張…

散歩は勇気?

無性に歩きたくなって、今朝(4/1)は散歩にでました。 比較的放射線量が少ない地域とは言え、つい日々の散歩も億劫に。 久し振りの散歩に、腐り気味だった足は大喜びです。 でも、常連さんの姿はなく、独り浮いて。 原発の事故が収束しません。 この負のスパ…