今日(9/1)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』、
及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
雨後の運歩に、しっとり、涼めるかなと期待しましたが、
湿度がなんとも高く、手を足を、動かせば動かすほど、汗だくに。
でも、山頂部には、その流した汗を労うかのように、
おおぜいのマツムシソウが、その衷懐が、迎えてくれました。
ホタルグサに礼すれば、その衷情に合わせられます。
こんな日は、ツユクサの名こそがふさわしい。
いつもの門沢登山口から。
前回(8/5)、ヤブの濃い箇所がありましたので、今回は、鎌↓を持参。
いよいよヤブエリアです。
迫力を増して、来る者を拒みます。
人が一人、何とか通れるよう、刈り払ったつもりですが…下手くそ。
機械の様には上手く刈れません。ご容赦。(笑)
抜けて、爽やかに運歩、と行きたかったのですが、すごい湿気。
汗がダラダラと。
山頂部着。
ガスがたちこめ、視界がかすみます。
展望台の手前で、マツムシソウが恭しく出迎えてくれました。
とりあえずは、一輪。
山頂展望台着。
階上へ…
ザックをおろし、先ずは、お腹を満たします。
雲が切れるのを待ちましたが…
眺覧、周覧とはゆかず、雨粒のご褒美に?与る始末。
後から来られた、4人のご家族連れは、
雨がポツリポツリと当たるなか、負けじと?ランチタイムに突入。
粋に?傘をさして、一帯を見回ります。
アゲハは、はつらつ。"このぐらいの雨なんて、へっちゃらさ"。
いつもの、マツムシソウの群生地に行くと、…にぎやかな祝宴。
ひとすじの気持ちが、はちきれんばかりです。
「さがしたってないんだ
じぶんが
ぐうっと熱がたかまってゆくほかはない
じぶんのからだをもやして
あたりをあかるくするほかはない」
(八木重吉)
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その衷情が、
その衷情が、
辺りをあからめます。
咲く、そのひとすじの気持ち、その言葉、その頌歌が、
胸を打ちます。
唱を合わせる、ナデシコ。
さて、一帯に、異状のあるなく、安堵。
そろそろ、帰るとしましょう。
すると、
あ~、アサギマダラが~!
アッという間に、アサギマダラを見失い…
あとは、すたこら。
雨雲を抜けると、あぶくま。
大きなエ~ルが、総身に注がれます。
刈ったばかりの径を、凱旋?
ツユクサに礼して、山路を了えます。
無事の下山、
花々の和衷に
感謝、感謝。
Fin