今日(8/25)は、近場の、安達太良山へ。
暑さでぐったり?~湯川渓谷に涼みたい、との思いが過りましたが、
いや、8の字周回で思いっ切り大汗をかくのも一興と、臨みました。…
が、何と、雨に見舞われてしまい、観念。
singin' in the rain,~普通に、安達太良をたのしんできました。
「カンカン照りなら、つぶれていたわい」と、お山の心遣いかな?(笑)
あだたら高原スキー場の駐車場に着くと、小雨から本降りの雨に。
周りには、諦めて帰る車が、ちらりほらり。
しばらく待つと、お日様が御出座。どんな天気になるのやら。
雨が止んでいる間にすたこらと勢至平へ。
左へ折れると、道刈りは施されていません。こりゃ、ぐしょぐしょになるな。
くろがね小屋へ廻って小休止。
急いでも、いいことはなさそうなので、小屋番さんやお客さんと四方山話。
降りみ降らずみの天気の中を、傘をさしたり、たたんだりしながら、山頂へ。
風が強く、間をおいて、結構な雨が叩きつけてきます。
この時点で(もっと前?笑)、所期の目的、8の字周回は、失せました。
それでも、山頂には、人だかり。(~ゴンドラがありますから)
この時季だからこそ、濡れてもへっちゃら、なのかな?
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、夏ノ暑サニモマケヌ… この気丈夫。
安達太良を頂けば、祠の前にたたずむ姿。…
「人を打つもの、
それは巧な智慧ではない
素直な信ばかりだ」
~八木重吉
私たち、日本人のものの考え方には、ややこしさではなく、
「只管打坐」(ただ坐れ)だとか、「自然法爾」(自然のまま)だとか、
「あたりまえの道をおこなえ」といった、単純な教えが、
通奏低音のように流れているようです。
だから、「ただ登れ」。
その促しに応えたみなさんが、こうして、何人もおられる。
不自然な「文明」に毒されることをよしとしない、自然への信郷。
「私は、日本文化の中核に、文明性の対極をなす自然性を認め、
自然性を原理とする日本文化の受容的で消極的な特色(凹型文化)のうちに、
文明性を原理とする積極的な諸文化(凸型文化)には期待しえない独自な役割を
見いだすのである」とは、哲学者、上山春平の言葉。
「エアコンを適切に」使っているみなさん、
どうして、山に登らないのですか?
安達太良山頂に、拝辞。
花の慰諭に、ありがとう。
下りは、五葉松平経由。
雨は本降り。ゴンドラ利用の家族連れが多く、大渋滞。
こんな日は、傘と…
長靴が、いちばん。
無事の下山、
恵順の山路に
感謝、感謝。
Fin