あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/晴和 2017年10月1日


 今日(10/1)は、
 阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』及び、堂山王子緑地環境保全地域を、
 見廻ります。

 晴れ渡った、穏やかな日和にのたりのたり。
 あぶくまの浩然にひたることが許されました。
 感謝。
 

 
 いつもの門沢登山口から。
 立ち寄られた門沢のsuzukiさんとしばし歓談。                  
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 歩を進めると、あらら。
 ハーベストビレッジ分岐周辺がさっぱりと伐り開かれています。
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 この辺り一帯に大きな太陽光発電施設が計画されている、
 とは伺っておりましたが、もう着手されていたのですね。
 原発の事故から、代替エネルギーへ~
 は理解しているつもりです。
 ですが、こうして、山の斜面が伐り開かれるのを間近にすると、
 痛々しさにも似た感情を余儀なくされてしまいます

 原発の事故に何を学んだのでしょう。
 環境、成長、科学、進歩、幸福、文明、・・・
 これらが、しんそこ、根元的に問い直されたでしょうか。
 文明の核心を、欲望を増長させることにではなく、
 人間性純化することに求める、ただそれだけ。
 それだけで、電力の消費量は格段に減る、そう考えるのは、
 夢想に過ぎるでしょうか。
 
 今の政治にはどんな洞察があるのかな
 「電力」を恣にすることの裏腹を覚悟しなければなりません
 
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 心肺が忙しくなり始めると、陽精からのエ~ル。
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 水の精に、ご挨拶。
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 陽精は奏で、樹々は頌います。
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 ~、でも、私の好物ではありません。(笑)
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 「水石」に到着。
 あぶくまが、天を讃います。
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 避難小屋の前には軽トラがズラリ。
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 今日は、牧野地区のみなさんによる下草刈り。
 "ご苦労様です"。
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 元気いっぱいの、総代さん。
 ありがとうございます!
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 展望台に着きました。
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 先に一帯を見回ります。


 展望台は天空に沐浴、うれしそうです。
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 浮金側の下草刈りは了っていたので、
 マツムシソウはもう刈られてしまったかな?と心配しましたが、
 まとまった一箇所だけ、刈らずにおいてくださいました。
 お心遣いに感謝。 
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 山頂部一帯に
 異状のあるなく、安堵。


 展望台にもどり、周覧、眺覧のひと時。
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 暢然の、あぶくま。
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 おだやかな、ひととき。
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 やりたい放題の宰相に突かれ、「政治」がかまびすしい。
 おされて、我が儘勝手の野党人は右往左往?
 でも、きっと、何かが産まれると信じます、信じたい。
 彼らには、「産む」責任!があるのですから。

 「どんなことがらにおいても、褒めてよい点があるものだ。
 なぜなら、ほんとうの動機などいつもわからないものであり、
 卑怯ではなく控え目な態度とみなしても、
 抜け目のなさではなく友情とみなしても
 何一つ損にはならないのだから、
 とりわけ、若者に対しては、
 推測にすぎないときは、すべてを最もよい方にとってあげたまえ。
 彼らをりっぱな姿に描き出してやりたまえ。
 彼らは自分をそのように思い込み、
 やがてそのような人間になるであろう。
 それに反し、批判することは何の役にも立たないのだ」
 とは、アランの言葉。
 噛みしめたい。

 日本の民主主義はまだまだ「若者」なのです。



 陽精が笑んで、肯います。
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 さて、ラーメンタイムです。
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 しばらくすると、草刈り機の音は静かに。
 草刈り作業は終了の様です。
 私も、そろそろ、帰るとしましょう。


 花を愛で、花に愛でられながら。
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 蝶のおだやかな、ひと時。
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 あぶくまはのびやか、こころにしみてきます。
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 花に、蝶に、蜻蛉に、
 それぞれにかけがえのない生命が流れています。
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 あとは、てくてく。
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 ズラリと、発電パネルが林立する…
 ん~あまり心地よいimagineではないですなぁ。
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 無事の下山、
 晴和の山路に
 感謝。


 Fin