今日(10/1)は、
見廻ります。
晴れ渡った、穏やかな日和にのたりのたり。
あぶくまの浩然にひたることが許されました。
感謝。
いつもの門沢登山口から。
立ち寄られた門沢のsuzukiさんとしばし歓談。
歩を進めると、あらら。
ハーベストビレッジ分岐周辺がさっぱりと伐り開かれています。
この辺り一帯に大きな太陽光発電施設が計画されている、
とは伺っておりましたが、もう着手されていたのですね。
は理解しているつもりです。
ですが、こうして、山の斜面が伐り開かれるのを間近にすると、
痛々しさにも似た感情を余儀なくされてしまいます。
原発の事故に何を学んだのでしょう。
環境、成長、科学、進歩、幸福、文明、・・・
これらが、しんそこ、根元的に問い直されたでしょうか。
文明の核心を、欲望を増長させることにではなく、
それだけで、電力の消費量は格段に減る、そう考えるのは、
夢想に過ぎるでしょうか。
今の政治にはどんな洞察があるのかな。
「電力」を恣にすることの裏腹を覚悟しなければなりません。
心肺が忙しくなり始めると、陽精からのエ~ル。
水の精に、ご挨拶。
陽精は奏で、樹々は頌います。
オ~、でも、私の好物ではありません。(笑)
「水石」に到着。
あぶくまが、天を讃います。
避難小屋の前には軽トラがズラリ。
今日は、牧野地区のみなさんによる下草刈り。
"ご苦労様です"。
元気いっぱいの、総代さん。
ありがとうございます!
展望台に着きました。
先に一帯を見回ります。
展望台は天空に沐浴、うれしそうです。
浮金側の下草刈りは了っていたので、
マツムシソウはもう刈られてしまったかな?と心配しましたが、
まとまった一箇所だけ、刈らずにおいてくださいました。
お心遣いに感謝。
山頂部一帯に
異状のあるなく、安堵。
展望台にもどり、周覧、眺覧のひと時。
暢然の、あぶくま。
おだやかな、ひととき。
やりたい放題の宰相に突かれ、「政治」がかまびすしい。
おされて、我が儘勝手の野党人は右往左往?
でも、きっと、何かが産まれると信じます、信じたい。
彼らには、「産む」責任!があるのですから。
「どんなことがらにおいても、褒めてよい点があるものだ。
なぜなら、ほんとうの動機などいつもわからないものであり、
卑怯ではなく控え目な態度とみなしても、
抜け目のなさではなく友情とみなしても
何一つ損にはならないのだから、
とりわけ、若者に対しては、
推測にすぎないときは、すべてを最もよい方にとってあげたまえ。
彼らをりっぱな姿に描き出してやりたまえ。
彼らは自分をそのように思い込み、
やがてそのような人間になるであろう。
それに反し、批判することは何の役にも立たないのだ」
とは、アランの言葉。
噛みしめたい。
日本の民主主義はまだまだ「若者」なのです。
陽精が笑んで、肯います。
さて、ラーメンタイムです。
しばらくすると、草刈り機の音は静かに。
草刈り作業は終了の様です。
私も、そろそろ、帰るとしましょう。
花を愛で、花に愛でられながら。
蝶のおだやかな、ひと時。
あぶくまはのびやか、こころにしみてきます。
花に、蝶に、蜻蛉に、
それぞれにかけがえのない生命が流れています。
あとは、てくてく。
ズラリと、発電パネルが林立する…
ん~あまり心地よいimagineではないですなぁ。
無事の下山、
晴和の山路に
感謝。
Fin