あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/清襟 2023年9月3日

愛想がよいアサギマダラ君とにらめっこ~「あっぷっぷ」?

 

今日(9/3)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)

及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

 

堂山王子緑地環境保全地域の見回りを了え、

いつもの門沢登山口へ。

 

ん~、毎年のことながら、茫々のヤブ。覚悟はしてきましたが・・・。(笑)

 

学習能力はちゃんとあるので?今年は大鎌を持参しました!

 

訪れた方が、少しでも入りやすくなるよう、

登山口から150m程先のハーベスト分岐まで、道刈りを施します。

ハァハァゼェゼェ?何とかやり遂げ、ザックを取りに駐車場まで戻ります。

草刈り機の様にはいきませんが、何とか及第点?

 

蛍草の激を頂戴して、再出立。

 

分岐から先は、小さいほうの鎌で応戦?

 

覆い被さってくる「大物」中心に?バッサバッサ。

 

ホトトギスのエ~ルに応えます。



森に入れば、道は道らしくなり?

 

足取りは軽く・・・

 

山頂部手前ではアサギマダラ君が食事中。

仲良きことは美しきかな・・・

 

それにしても、人懐っこい。

 

カメラを近づけても、動じません。

 
しばし、思想の交換。
彼らのDNAには、放浪のラディカリズム~「風にまかせて歩みなさい」。
人も「この世では旅人、寄留の身」、繋がってるね。
 

 

 

 

水石に着くと、あぶくまがひらけます。

 

山頂部は、茫々。ヤマツツジも呑まれてます。

 

避難小屋を回って、展望台へ。

 

上がって、眺覧、周覧。

 

あぶくまの暢懐が沁みて来ます。

 

 

 

天には、まなざし。"Grace be with you".

 

一帯を見回って・・・

 

あの場処へ。この時季、マツムシソウがたくさん咲いてるはず・・・。

浮金地区のみな様のご厚意で、その一面は下草刈りをずらして頂いています。

 

お~、この猛暑のさなか、にもかかわらず、健気に。

 

 

花は大地の心。

 

世界を明らめるのが仕事~raison d'êtreその衷誠に合せられます。

 

 

 

 

 

咲く、そのひとすじの気持ちがうれしい。

こんな時代だからこそ。

 

 

 

ありがとう。

 

マツムシソウの頌に、陽精が唱を合せます。

 

一帯に、二、三気づいた点はありますが、他に、異状はなく、安堵。

大鎌振るって時間も体力も押してます?帰るとしましょう。

 

水石に戻って、深呼吸。

 

すると、また、アサギマダラ君が。

 

恐れを知らぬ?~或いは清襟。

 

しばし、にらめっこ。(笑)

 

目送に与って、拝辞。"Bon voyage !"~よい旅を。

 

後は、すたこら。

 

あぶくまのねぎらいエ~ルに与って・・・

 

道刈りの径を凱旋・・・

 

愛車の元へ。

 

無事の下山、

清襟の山路に

感謝、感謝。

 

fin