呼ばわる、山頂。
今日(4/13)は、鎌倉岳へ。
初めは、支障木処理の続きもあり、移ヶ岳へ向ったのですが、
本日は、先の地震で傷んだ道路の復旧工事とのことで、
現場の方に『通行止め』を言い渡され、あえなく、Uターン。
で、迷った末に?この山へ。
萩平から客となります。噴き出る汗、厚着に後悔。
亡き母が骨折して以来、これまで八ヵ月ほど、
山に行けなくとも、行かなくても、それでいいと思い定めました。
でも、里山が。ふるさとの山はありがたきかな。
標高差は200m~300m程、わずかな負荷、時間に追われるように・・・。
足が腐らぬよう?スクワットだけはと心がけたものの、
「登り」が伴わないので、心肺機能は衰えるばかり。
それなりに勾配のある山に登るとその衰えが歴然としますね。
ハァハァゼェゼェを何度も何度も繰り返す・・・それしかありません。
山の体は、山でしか培われませんから。
ハァハァゼェゼェ、其処で、ひと息つけましょう。
山頂まで、もうひと踏ん張り。
ふ~、やっと?鎌倉岳を頂きました。
(高柴山、黒石山、鞍掛山、片曽根山)
(移ヶ岳、そして後方に磐梯山、安達太良、吾妻の連嶺)
(麓山、日山、龍子山)
片曽根山に雍られて、田村市船引の市街。
移ヶ岳の彼方に、磐梯山。
そして、安達太良の連嶺。
空を仰ぎ、心を虚しくし・・・
天来のまなざしに、応えます。
地上には、呻喚。
「倒れて起き上がらぬ人があろうか。
道を間違えてもどらぬ人があろうか。
なぜこの民は間違った道を歩き続け、
偽りに固執して帰ろうとはしないのか。
わたしは耳をすまして、聞いた。
彼らは虚偽を語り、
ひとりもその悪を悔いて、
『何ということをしたのだ、わたしは』
と言うものはない。
みな戦場に突進する馬のように
それた道をつっ走っていく。
空を飛ぶあおさぎはその時を知り、
山鳩と燕とツグミは、帰る時期を守る。
ただわが民が、創造の主のさだめを知らない」
とはエレミヤ、古の書に記された文言。
ひとの愚かさは、何千年をこえて、かわりません。
陽精が、証ししています。
いい時間を過ごせました。帰るとしましょう。
花の精のねぎらいエ~ルに与って・・・
無事の下山、
養性の山路に、
感謝、感謝。
fin