あるく

~山の恵みの備忘録~

鎌倉岳/養性 2022年4月13日

呼ばわる、山頂。

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今日(4/13)は、鎌倉岳へ。

初めは、支障木処理の続きもあり、移ヶ岳へ向ったのですが、

本日は、先の地震で傷んだ道路の復旧工事とのことで、

現場の方に『通行止め』を言い渡され、あえなく、Uターン。

で、迷った末に?この山へ。

 

 

萩平から客となります。噴き出る汗、厚着に後悔。

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亡き母が骨折して以来、これまで八ヵ月ほど、

山に行けなくとも、行かなくても、それでいいと思い定めました。

でも、里山が。ふるさとの山はありがたきかな。

標高差は200m~300m程、わずかな負荷、時間に追われるように・・・。

足が腐らぬよう?スクワットだけはと心がけたものの、

「登り」が伴わないので、心肺機能は衰えるばかり。

それなりに勾配のある山に登るとその衰えが歴然としますね。

ハァハァゼェゼェを何度も何度も繰り返す・・・それしかありません。

山の体は、山でしか培われませんから。

 

 

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ハァハァゼェゼェ、其処で、ひと息つけましょう。

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山頂まで、もうひと踏ん張り。

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ふ~、やっと?鎌倉岳を頂きました。

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眺覧、周覧。~阿武隈の暢然にひたります。大滝根山

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(高柴山、黒石山、鞍掛山、片曽根山)

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(移ヶ岳、そして後方に磐梯山、安達太良、吾妻の連嶺)

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(麓山、日山、龍子山)

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片曽根山に雍られて、田村市船引の市街。

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移ヶ岳の彼方に、磐梯山

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そして、安達太良の連嶺。

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空を仰ぎ、心を虚しくし・・・

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天来のまなざしに、応えます。

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地上には、呻喚。

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「倒れて起き上がらぬ人があろうか。

道を間違えてもどらぬ人があろうか。

なぜこの民は間違った道を歩き続け、

偽りに固執して帰ろうとはしないのか。

わたしは耳をすまして、聞いた。

彼らは虚偽を語り、

ひとりもその悪を悔いて、

『何ということをしたのだ、わたしは』

と言うものはない。

みな戦場に突進する馬のように

それた道をつっ走っていく。

空を飛ぶあおさぎはその時を知り、

山鳩と燕とツグミは、帰る時期を守る。

ただわが民が、創造の主のさだめを知らない」

 

とはエレミヤ、古の書に記された文言。

ひとの愚かさは、何千年をこえて、かわりません。

 

 

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陽精が、証ししています。

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いい時間を過ごせました。帰るとしましょう。

 

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花の精のねぎらいエ~ルに与って・・・

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無事の下山、

養性の山路に、

感謝、感謝。

 

fin