今日(11/3)は、移ヶ岳へ。
天気が良いと、ついつい、お山の天辺へと心が逸ります。
エヴェレストだろうと、里山だろうと、天辺は宇宙に接する場処。
宇宙をつらぬくおおきな意志に触れる場処です。
心をととのえるには、やはり、此処かな・・・。
いつもの瑞峰平から。
石切場への道に客となります。
紅はくすんで、黄は溌剌。
石切場分岐から、山頂へ。
岩の要塞?
山頂は、その先。
移ヶ岳を頂きました。
しばし、眺覧、周覧。
うれしい、陽精の祝福。
高柴、黒石、鞍掛の衆。
片曽根山と田村市船引の市街。
鎌倉岳。その尖がりは、何を語る?
磐梯山、天狗岩からのエ~ル。
ありがとう~。
和尚山。
船明神山~安達太良本峰~矢筈森~鉄山・・・
箕輪山、東吾妻山・・・
そして、吾妻小富士に、一切経山。
陽精の頌に聴きほれ、峰峰と愉しく語らうひと時。
ひとは困りはてると、神さまや仏さまに縋って祈る。それで、
自分の願いごと、言うことに神さま仏さまを従わせようとするのだけれど、
それはちがう。真逆。それは何とも虫がいい話で、不遜の極み。
己を、神さま、仏さまのお心に従わせること、
目前の境遇の意味、その言葉を聞き、それを担い透す生命を注いで頂く、
そのように自分の心をととのえてもらう、そのひと時が、祈りなのだ・・・。
山々は、そのことを、しっとりと、諭してくれた。
さて、長居は不可。帰るとしましょう。
秋の祝祭の中を・・・
雲よ、宙よ・・・
陽精よ。
無事の下山、
養拙の山路に、
感謝、感謝。
fin