瑞峰平に身繕いすれば、磐梯山から親昵の響。
今日は、移ヶ岳へ。
昨日登った上遠野さんよりスマホにショートメール。
~移ヶ岳上部にいっぱい雪がついたとのこと。
これは行かないわけにはいきません?(笑)
朝方、行けないかな?と、ちょっとあやしくなりかけましたが、
何とか許してもらって。・・・
瑞峰平から登り始めると、ピン長の踏跡があまた。
上遠野さんのものに違いありません。
だんだんと増してゆく、雪。
さらに上がると、
お~、これはこれは。昨日のトレースはこの吹き溜まりに負け?右へと迂回。
試しに足を踏み入れてみると、腿あたり。それどころか、腰超えは必至。
上遠野さんのメールでは、これほどの積もりは珍しく、10年に一度?
アップアップのラッセルもたのしいけれど、この造形、壊したくないなぁ・・・。
先行者に倣い、右へ折れることに。
普段歩かない場処を、枝を払い除けながら、のっしのっし。
石切場分岐。
石切場分岐をターンすると、雪のヴォリュームアップ。
確りと?雪庇の体。
白絨毯は客人への心尽くし。
衛兵岩のアラン君に礼敬し・・・
息はずませて・・・
移ヶ岳を頂きました。ふ~、清清。
眺覧、周覧のひと時。
目立った雲はないものの、霞みます。
片曽根山と田村市船引の市街。
残念ながら、磐梯山は霞へと消失。
安達太良、吾妻の連嶺をまじまじ、その響に耳澄ませます。
"Grace be with you",・・・陽精の頌歌。ありがとう。
世界中に、"stop war"、 "no war"、の呻きが満ちています。
戦争を始めたロシアの大統領。果たしてこの方は、
ヤクザの仮面を被った政治家なのか、それとも政治家の仮面を被ったヤクザなのか、
~言動からして、どうやら、政治家の仮面を被ったヤクザ。
「子、政を為すに、焉んぞ殺すを用いん」
とは、孔子が「政」を問われて発したこたえ。
孔子は曰う、
「あなたは政治をしているのだ。
政なる者は正なり、そもそも正しさの原動力たるべきもの。
その政を為すのに、どうして、殺害、人命を絶つなど、できようか」と。
古代の政治哲学と侮る勿れ。これは永遠の真理です。
これがわからないのなら、ヤクザとしか言いようがありません。
信頼と合意の世界のみが、破壊と収奪の世界を揚棄しうるのです。・・・
「ともに生きよ」と、天は諭しています。
天を仰げ・・・
いい時間を過ごせました。感謝。
帰りは東側を回って。
山頂直下の断崖。
この辺も吹き溜まって、ズボズボ。
今日は、斜面に雪がしっかりついているので・・・
崖を見渡しながら降りてみることに。
日向はもう地面が出始めています。
正規のルート?に合流。
石切場分岐。
樹々との語らいを愉しみながら・・・
後は、すたこら。
誰も、ここに、トレースつけませんように?
樹々はみな天を仰ぎ、天へと生きている。
無事の下山、
仁矜の山路に、
感謝、感謝。
fin