あるく

~山の恵みの備忘録~

移ヶ岳/華魄 2022年4月28日

今日(4/28)は、移ヶ岳へ。

予報が良かったので、山頂でご来光をとも思ったのですが、

起きてみれば、空はどんより。ゆっくり発つことに。

 

 

瑞峰平には、磐梯山や・・・

 

安達太良、吾妻の峰々から、親昵の響。

 

 

 

時折、陽が射し始め、新緑が頌います。

 

 

ニリンソウが其処彼処に群生・・・

 

 

挨拶を交わしながら進むと・・・

 

 

そこはもう、ニリンソウの共和国?これ程の群落は初めて。

 

 

スミレも負けじと、市民権?

 

 

石切場分岐着。タ~ンして、山頂へ。

 

 

アラン君に通行の許しを乞うて・・・

 

 

移ヶ岳を、頂きました。

 

 

北方の空は、精彩。

 

 

眺覧、周覧。

 

 

阿武隈の暢然に沐浴します。

 

 

 

 

 

片曽根山の麓に安らう田村市船引の市街。

 

 

西方には、磐梯山

 

そばには、和尚山をはじめとした・・・

 

安達太良の連嶺。

 

 

 

 

 

そして、吾妻の衆。

 

 

 

 

 

 

今日はかろうじて月山も認めることが出来ました。

~「雲の峯幾つ崩て月の山」(松尾芭蕉

 

 

蔵王

~「陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ」(斎藤茂吉

 

 

陽精と語らう、ひと時。

 

 

昨日(4/27)は亡き母の月命日。

もう、ひと月が経ちました。

一個の人間、その生涯、そのかけがえのない存在と生活とは、

宇宙にもひとしい広さと深さとを有っています。

 

地上には荒れ狂う暴力。

地球の環境は、もう耐えられないんだよ、

平和なしに、生命は繋げられないんだよ・・・

 

 

 

 

 

 

いい時間を過ごせました。

帰るとしましょう。東回りで。

 

 

石切場を・・・

 

見下ろします。

 

 

路傍の花々の目送に、ありがとう。。

 

 

しばらく下ると・・・上遠野さんの姿が。

支障木の処理を手伝い、しばし歓談、四方山話。

 

 

東側の登山口には・・・ヤマザクラが満開。

 

そのひとすじの気持ちに心洗われ・・・

 

無事の下山、

山路の華魄に

感謝、感謝。

 

fin