今日(4/28)は、移ヶ岳へ。
予報が良かったので、山頂でご来光をとも思ったのですが、
起きてみれば、空はどんより。ゆっくり発つことに。
瑞峰平には、磐梯山や・・・
安達太良、吾妻の峰々から、親昵の響。
時折、陽が射し始め、新緑が頌います。
ニリンソウが其処彼処に群生・・・
挨拶を交わしながら進むと・・・
そこはもう、ニリンソウの共和国?これ程の群落は初めて。
スミレも負けじと、市民権?
石切場分岐着。タ~ンして、山頂へ。
アラン君に通行の許しを乞うて・・・
移ヶ岳を、頂きました。
北方の空は、精彩。
眺覧、周覧。
阿武隈の暢然に沐浴します。
片曽根山の麓に安らう田村市船引の市街。
西方には、磐梯山。
そばには、和尚山をはじめとした・・・
安達太良の連嶺。
そして、吾妻の衆。
今日はかろうじて月山も認めることが出来ました。
~「雲の峯幾つ崩て月の山」(松尾芭蕉)
蔵王。
~「陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ」(斎藤茂吉)
陽精と語らう、ひと時。
昨日(4/27)は亡き母の月命日。
もう、ひと月が経ちました。
一個の人間、その生涯、そのかけがえのない存在と生活とは、
宇宙にもひとしい広さと深さとを有っています。
地上には荒れ狂う暴力。
地球の環境は、もう耐えられないんだよ、
平和なしに、生命は繋げられないんだよ・・・
いい時間を過ごせました。
帰るとしましょう。東回りで。
石切場を・・・
見下ろします。
路傍の花々の目送に、ありがとう。。
しばらく下ると・・・上遠野さんの姿が。
支障木の処理を手伝い、しばし歓談、四方山話。
東側の登山口には・・・ヤマザクラが満開。
そのひとすじの気持ちに心洗われ・・・
無事の下山、
山路の華魄に
感謝、感謝。
fin