安達太良山へ、再び。
先月の沼尻からの初めての周回ですっかり新鮮な山となったこの山に、一番懐かしい
塩沢温泉~湯川渓谷をつめるコースからと、心は固まりました。
塩沢温泉~湯川渓谷をつめるコースからと、心は固まりました。
渓谷の紅葉は未だしの感がありましたが、沢の瀬音を聴きながら歩を進める度に、精霊
が身体中に染みてくるような感じで、愉しい遊歩に心も洗われました。
が身体中に染みてくるような感じで、愉しい遊歩に心も洗われました。
それにしてもたくさんの山歩きの衆・・・。老若男女の言葉通り、大勢の人が夫々の想い
を胸に、汗を滴らせ、立ち止まっては息を整えのゆっくりゆっくりのお年寄りから、一気に
駆け抜けるが如くの若者まで、ただ「山」という心の一点に縛られて時間を共にしておりま
した。
を胸に、汗を滴らせ、立ち止まっては息を整えのゆっくりゆっくりのお年寄りから、一気に
駆け抜けるが如くの若者まで、ただ「山」という心の一点に縛られて時間を共にしておりま
した。
今日のこの日、みんな山から何をもらって家路についたのでしょうか。言葉という表象は
なくとも、人間の脳はまだその進化に足りなくて明晰な表現を与えることができなくとも、
ただ達成「感」・爽快「感」という身体一杯の充溢を胸に戴いて帰って行ったことでしょう。
なくとも、人間の脳はまだその進化に足りなくて明晰な表現を与えることができなくとも、
ただ達成「感」・爽快「感」という身体一杯の充溢を胸に戴いて帰って行ったことでしょう。
(塩沢温泉~くろがね小屋~安達太良山頂~鉄山避難小屋~往路を戻る)
屏風岩から相恋ノ滝を見下ろします。秋の彩りに一番よく映えます。
絶壁の上の秋色。朱にもっと鮮やかさが欲しい所です。
樹々の向こうに八幡滝。
瀬音が体中に滲みてきます。
瀬音が体中に滲みてきます。
秋の主役は「葉っぱ」です。
湯川渓谷をつめながら、気持の良い時間が流れていきます。
黄葉の上に鉄山が見えて来ました。
くろがね小屋が秋の真ん中にポツリ。
もうちょっと元気な?赤がほしい。
温泉でつとに有名(過ぎる?)、「くろがね小屋」
昔はこの径をわき目も振らずに直登し、馬の背に突上げました。懐かしさが込み上げて来ます。
でも今は、この通り。
でも今は、この通り。
矢筈森を見上げます。
安達太良山頂がポツリと・・・。
山頂に着きました。和尚山を望みます。
山頂にて、筆者。
沼の平。草木の生育は阻まれています。
矢筈森の岩峰。
安達太良の山頂を振り返って。
沼の平の白と緑と赤。
鉄山避難小屋でゆったり食事。筆者です。
箕輪山。こころなしか、もうお疲れ気味の赤です。
矢筈森を見渡します。
火口壁越しに船明神山。
眼下にくろがね小屋。
沼の平。
船明神山、再び。
鉄山中腹の黄葉。
胎内岩を見渡します。
矢筈森から鉄山を望んで。
鉄山と黄葉。
沼の平を俯瞰して。
左奥、安達太良山頂。
鉄山は秋進行形。
篭山の紅葉。
秋の陽光を一杯に浴びて。
瀬音に包まれて寂かに下ります。
完