あるく

~山の恵みの備忘録~

愉思/高柴山(&二ツ箭山) 2015年5月31日

   
   今日(5/31)は、
   阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
   及び
   堂山王子緑地環境保全地域
   を見廻ります。


   高柴山を了えて午後、
   天気も良さそうなので、久し振りに
   二ツ箭山も。



  『高柴山』
 
   いつもの門沢登山口から。 
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   腐蝕のため利用が制限されていた見晴台に
   修繕の手が入りました。
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   山頂部には、ヤマツツジの終幕。

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   ”花がふってくると思う

   花が散〈ふ〉ってくるとおもう

   この てのひらにうけとろうとおもう”

   (八木重吉



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   山頂の展望台に到着。予報の”晴れ”は何処?
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   山頂部を見回るうちに、
   やっと陽精が、”お待たせしましたぁ”。
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   宙soraが讃います。
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   土に還る衷誠。
   思いを尽くし、心を尽くし、
   力を尽くしました。
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   ひとすじの気持が、凛。
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   10時を回るころから、ハイカーが続々。
   隣県のお客様も、少し残念そう。
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   普通なら5月末で見ごろ、となるのでしょうが、
   今年は、如何せん、早過ぎました。
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   一帯に異状のあるなく、安堵。
   そろそろ、下りましょう。
   訪れた皆さんに、
   ”どうぞゴミは持ち帰って下さい”と声かけながら。


   展がる阿武隈に心を合わせます。
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   山法師(ヤマボウシ)も
   浮かれて早く咲いてしまいました。
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   木漏れ日が歩運を軽やかに。
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   水の精の労いを受ければ・・・無事下山終了。
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   感謝。





  『二ツ箭山』

   いわき市小川へ。
   御滝沢に客となります。
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   水精は頌歌で迎えてくれました。
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   岩場に直下。
   ”天へ、そして天から生きよ”と、
   呼ばわる響。
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   天辺を頂いて、宙。
   陽精のエ~ルがうれしい。
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   月山の向うに、洋umi。
   う~ん、爽快。
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   この時間、流石にテラスに人影なし。
   のんびり、ゆったり、ラ~メンタイム。
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   ”このごろのくもは
   したしげに生きている
   ふしぎなほほえみをみせたなとおもう と
   するすると
   こころがわりした小娘のようによこをむいていってしまう
   まことに小春日和というのがふさわしい日なら
   山のかげで
   小半日ぐらい雲とあいびきする
   まひるのつきのようにあわいうれしさ”
   (八木重吉



   そらのおもいに
   わたしのこころはそまります。
 


 
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   そろそろ帰りましょう。
   往路をそのままに。

   さてと鎖に手をかけると、男岩に形影。
   何と私を被写体に?(カッコよく下降しなくっちゃ)
   つい私も構えて、お返しです。(笑)
   男岩が笑ってます。
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   御滝沢に遊び、
   水精の頌utaに、こころ清ませます。
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   無事の下山、
   ささやかな愉思のひと時に、
   感謝、感謝。




   Fin