ミヤコグサのねぎらい
今日(6/6)は、磐梯山へ。
予報にあわせて、出発をかなり遅らせましたが、
たぶん雨、きっと雨、・・・
やはり、雨でした。
傘を友に、singing in the rain 。
ゲレンデには小雨、
ん~霧雨と言うべきか、微妙。
路傍の花が慰めます。
鏡沼の傍で、
常連の花博士、hashimotoさんとバッタリ。
”お久しぶりです”。
四方山話に花談義、行を偕にします。
”歳を取った”と慨息、なんのなんの。
雨の宝玉。
あらら、バンダイクワガタ。
今年の花は駆け足、もうかなり群を生しています。
弘法清水小屋の澁谷さん。
鎌を手に今日は道刈り、”ご苦労様です”。
弘法清水小屋で雨宿り、おにぎり2個。
”雨ニモマケズ”、山頂へ。
若者たちが去って寂然、山頂。
弘法清水で、お土産に1㍑。
小屋は両方とも、先程の若者たちで満杯です。
花と語らいながら。
”天へ、そして天から生きよ”、――
天狗岩の呼ばわる響。
くもが呼応し、唱和します。
雪の真摯と謙遜。
ちょっと一息、いつもの場処で。
陽精の御出座しです。
精彩に躍る、お山。
ゲレンデにはミヤコグサの迎候。
そのエ~ル、ねぎらいに与ります。
”野の花の育つのを、よく見てごらん。
苦労をせず、紡ぐこともしない。
しかし、わたしは言う、
栄華を極めたソロモン王でさえも、
この花の一つほどに着飾ってはいなかった。
きょうは花咲き、
あすは炉に投げ込まれる野の草でさえ、
神はこんなに装ってくださるからには、
ましてあなた達はなおさらのことではないか。
だから、・・・”。
草叢にふきわたる、
新約の風。
お山の祈りは、
”Grace be with you"。
無事の下山、
しっとりとした雨の恵沢に
感謝、感謝。
Fin