あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/風暁 2015年1月18日

 
 
   今日(1/18)は、二ツ箭山へ。
 
   阿武隈雪の海原を現出させた
   木曜日の風雪は、
   南国いわきのこのお山にも、
   踪跡を残しましたが、無問題。
 
   水声、風声の諭し、
   陽精の歓待に与りました、
   感謝。
 
 
 
   今日もバッタリ、jinboさん。
   健爽が走ります。
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   水の精にご挨拶。
   氷凝で寒気を昇華、唱を合わせます。 
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   水光、水鑑、遊ぶ陽精。 
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   水の謙廉に合せられます。 
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   勾配に喘ぐと、M浦さんご夫妻。
   ”お久しぶりです”。 
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   きりりと雪景に恵まれた稜線。
   足はうきうき。
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   岩場に直下。呼ばわる声に耳澄ませます。
   ”ん~?”、怪しげな人影が。 
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   何と、ロッククライミング~。
   一挙手一投足に、しばし、目が釘付け。 
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   岩場を攀じれば、陽彩。
   陽精のエ~ルを押し戴きます。 
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   ”天を仰ぎ、天から生きよ”と、男岩。
   清雪が合いの手。 
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   いつものテラスには常連の皆さんの熱気。
   混ぜてもらいます。
   
   ”常連”という振る舞い、その心意気。
   論語、為政第二の中に、
   ”子曰わく、
   其の以いる所を視、その由る所を観、
   其の安んずる所を察すれば、
   人焉んぞ廋さんや、人焉んぞ廋さんや”とか。
   吉川幸次郎の釈義を借りれば、
   「人間を観察する場合、その人の行動を観察し、 
   また、その行動そのもののみでなく、
   行動の動機を観察し、さらに行動の落着くところ、
   即ち、行動の目的とするところを考察すれば、
   その人間の真実はおおうところなくあらわれる、
   かくそうたって、かくしきれるものではない」。
   
   みんな、たぶん、きっと、
   山のような人間になりたいんだろうな、
   そんな思いが過りました。
 
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   恥ずかしながら?の私。 
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   周回のjinboさんと別れ、
   私は”鍋焼き”タイム。 
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   三々五々、常連さんが去って、独り。
   宙soraに沐浴yuamiするひと時。
   風声が、プネウマが、さとします。
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   やさしい陽精。 
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   さて今日は、沢を降ります。
   修験台から”夫婦岩”。
   睦まじい二重唱が宙soraに響き渡ります。 
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   沢へと降り起てば、
   寒に促されて咲く、氷花。 
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   それは氷潔、清い心。 
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   氷心の機微に和みます。
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   小さくも、はげしい・・・ 
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   水の心。首を垂れて。 
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   無事の下山、
   愉快な出会い、天然の陶冶に
   感謝、感謝。 
 
 
 
   Fin