マツムシソウの健気、返り花。(高柴山山頂)
今日(11/11)は、
阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)、
及び
を見回ります。
その後、紅葉が気になっていた二ツ箭山へ。
高柴山こそ只の曇りで済ませられましたが、
いわき市に至っていよいよ本曇り。
二ツ箭山は煙雨に霞み、駐車場一帯も細雨。
ちょっと気が折れかけましたが、
もうコンビニでカップ麺は調達済み。
お山の天気は変わりやすいと、傘を持って・・・。
小雨の間隙をぬって、二
ツ箭の秋の宴にしっとりと三昧することが許されました。
感謝です。
『高柴山』
黄葉にあかるむ門沢登山口を発ちます。
いつもの『元気の樹』、ちょっと艶っぽく。
大地へと、落ち葉の本懐。
宴は佳境をおえ、秋が深まり往きます・・・。
高柴山山頂に到着。
お山の時間がゆったりと流れます。
秋懐、鎌倉岳。
雲遊ぶ移ガ岳。
佇想の小屋。
いつのまにかだいぶ雲が出張って来ました。戻ります。
標高も九百米前後ともなれば、もう秋晩・・・。
無事下山しました、感謝。
『堂山王子緑地環境保全地域』。
時間的には前後しますが、
堂山王子神社周辺は高柴山の前に。
こちらも変わりなく、安堵。
美しい秋が漂います。
『二ツ箭山』へ。
高柴山を下りて、次は、いわき市は小川、二ツ箭山へ。
小野町を越える辺りからフロントガラスに雨粒・・・。
それでも、夏井川渓谷沿いの県道は、紅葉が身頃とあって、
そぼ降る雨の中、大賑わいです。
頂稜部には雨雲がかかり、駐車場にも細雨。
"Go on !"と促します。
まぁ、何とかなっぺと仕度をしているうちに雨も止み、
傘を持って出発です。
歩いていくと二ツ箭山の常連、jinbo さんとバッタリ~。
今夏は飯豊に行かれたそうな、
また今度、テラス辺りでゆっくりお話聞かせて下さい。
路傍からは瑞々しい礼待。
御滝。ちょっと元気なさそうな。
沢水に心を清まします。
水に心を問い、問われ・・・。
沢を離れ、山脊へと心拍をダッシュ。
彩艶に重い雨雲も形無し。
秋を謳います・・・。
男岩/女岩の基部鞍部へと上がれば妖艶の月山。
岩場が燃えて?います。
男岩、秋衣。
秋韻の二ツ箭山。
秋の宴にほろ酔う男岩。
折角の眺望ですが・・・
また雨粒が・・・
煙雨に捲かれます。
でもしっとり・・・
情緒纏綿たるかな。
雨の訪れにカメラは小休止。
岩場のテラスで、傘を差しながらお湯を沸かします。
酔狂と言えば酔狂、意地のラ~メンタイムです。(笑)
ラ~メンを食し了え、沢コ~スを降ることに。
霧雨に辺りは深い憂いを湛えるかのよう・・・。
ゆかしい香りは・・・
お山の鎮魂の歌、レクイエムのようにも思えます。
御滝とエ~ルの交換。
無事の下山に、
感謝です。
Fin