あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊、初冬。(後編) 2012年11月4日

 
 
   『前編』からの続きです。
 
 
 
   切合小屋でまったりカップ麺。
   草履塚が脳裏を過ぎりましたが、この先、
   トレ~スが全くないことに鑑み、
   今日は此処を山頂とすることに。剣ケ峰を筆頭に、
   上るより下る方が緊張を強いられる箇所が目白押しです。
   それに、秋の日は釣瓶落とし
   時間、体力に余裕をみたい。
      
 
   小屋を出れば、宙そらに沐浴ゆあみする飯豊本山
   朗々たるエ~ルが届きます。
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   意地っ張りな寒気。
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   御西~大日~どっしりのさって不動。 
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   高気圧との意地の張り合いか? 
   風もなく穏やか。 
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   さて戻りましょう。種蒔山への登り返し。 
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   雪の華が咲き溢れる斜面。
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   なんという幸いであることよ。 
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   お山の眼差しは雲を透徹。 
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   言葉を超えて語るお山・・・。 
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   大地を貫く意志。
   天空への応答、そして感謝。 
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   お~、ひとに会いました。(笑)
   やっぱり登ってくる人がおられるんですね~。
   お名前はTakahashi さん。
   弥平四郎から入られたとのこと。
   この上天気、
   お顔に「まんぞく、しあわせ」書いてあります。 
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   お陰様で、私もお山と一緒にショット。
   天の采配でした。 
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   さて、種蒔山を後に七森へ。雪で危ない、緊張です。 
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   寒気の雲、牛首山の上からは退散。 
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   いつも気になる樺かんばの樹。元気ですか? 
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   雲は縮小しつつも、大日岳はまだ囚われています。 
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   三国小屋が間近。 
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   日向の雪はぐちょぐちょですが、日陰は凍りついてキケン。 
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   日光浴を愉しむ七森の岩壁。 
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   これから降る剣ヶ峰の岩稜。
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   大日岳にお別れです。
   ん?雲が少し上がったかな? 
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   大日岳がちょっと貌かおを出してくれました。
   私を見送ってくれるようです。
   有難う、たくさんのエ~ル。確と胸に抱いて帰ります。     
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   さてド緊張の剣ヶ峰。 
   危ない所を通過し了えてホッ。
   雪は陽気でだいぶ融けているものの日陰はカチカチ、
   緊張の連続。 
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   七森沢へと落ちる岩壁・・・ 
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   斜面に色成す季の階梯・・・ 
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   ・・・すべてが飯豊の香りを醸します。 
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   地蔵山を前にすれば、核心部はほぼクリア~。 
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   見守ってくれていた磐梯山に敬礼。 
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   水場で土産に2リットル。 
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   三国岳に暇いとまを告げます。再見! 
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   初冬の世界から一転、木の根坂は盛秋。 
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   彩艶のプロムナ~ドを凱旋です。
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   目が眩む黄葉、また紅葉の展覧。 
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   緑の葉がちらつけば終点間近。 
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   森のお歴々に無事の下山を告げて・・・ 
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   ・・・山行を閉じます。 
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   護られて、お山に、
   そしてすべての恵みに、
   感謝、感謝、感謝。
 
 
 
 
 
   Fin