はるか磐梯山から、呼ばわる響。
今日(12/2)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
朗々の、よく透った空の下、のびやかな阿武隈にやわらぎ、
おだやかなひと時、運歩に恵まれました。感謝。
しばらくぶりに、重機が入り、登山道周辺が開伐。
計画されている太陽光発電施設が着工した様です。
山を削って、発電パネルが林立、…
たとえ、それを「進化」と呼ぶ人があったとしても、それが「進歩」などとは、
ゆめ思うことなかれ。
冬枯れの径を、のっしのっし。
落葉には薄っすらと霜。
踏みしめる音も、ちょっと、しめやか。
『見晴台』。雑木の生長で眺望が遮られていましたが、
地区の皆様により枝払いが施され、すっきり。感謝。
『水石』(「三つ石」とも)着。
あぶくまがひらけ、その時間に合わせられます。
避難小屋の前から、山頂部。
回り込んで、展望台へ。
上がって、一休み。
眺覧、周覧のひと時。あぶくまの交響に、耳澄ませます。
(移ヶ岳~日山~竜子山~鎌倉岳~五十人山~)
(桧山~大滝根山~)
(日影山~蓬田岳)
今日は空気が澄み、郡山の市街もくっきり。
60kmほど離れた磐梯山の、なんと凛々しいことよ。
自由があり、真率があり、達意がある。
磐梯山が頌えば…
吾妻安達太良が唱を合せ…
阿武隈も倣います。
宙には、"Grace be with you"。
パンを食しながら、いい時間を過ごせました。
さて、山頂部を見回りましょう。
つましい生命の更新。
登山者は3人。
それぞれにいい時間を愉しまれた様子でした。
一帯に異状のあるなく、安堵。
そろそろ帰るとしましょう。
このぐらい足が長いといいのですが…。(笑)
あとは、すたこら。
『見晴台』も躍如。
あぶくまのねぎらい、エ~ルに与ります。
沢の水に礼し…
無事の下山、
朗俊の山路に
感謝。
Fin