あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良山/恩隠 2018年11月25日


 今日(11/25)は、安達太良山へ。
 朝の散歩コースからは、吾妻安達太良が遠望でき、
 一昨日にかけての降雪で、うっすらと雪が。
 早速、今冬、初の雪を踏みしめようと、近場の奥岳口へ。
 ところが、浮かれ過ぎたのか、サングラスを失念。
 以前、雪目を患ったことがあり、私にとって、必須の装備なのに。
 仕方ない、できるだけ、うす目をあけて歩くことで、誤魔化す?ことに。
 すると、稜線には、引きも切らず、雲の襲来。
 お山は、雲をわかせて紫外線を弱め、わたしの目を護ってくれた様です(?)。
 おかげさまで。…
 


 旧道を、えっちらおっちら。
 サングラスをつけていないので、稜線のガスに、ちょっと、安心?
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 眩しい雪道の先に、鉄山。
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 角度がかわり、今度は、箕輪山。
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 勢至平から峰の辻へ。

 新雪を踏みしめルンルンなのですが、
 こんなに丁重にお辞儀をして迎えてくれなくてもいいのに。
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 稜線はにぎやかそうです。
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 鉄山の方が良さそう、箕輪山にも寄りたいところですが…
 今日は、長居はしません。 
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 矢筈森。
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 雲のおかげでちょっと紫外線がやわらぎます。篭山と福島の市街)
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 峰の辻着。山頂は見えず。
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 折角です、矢筈森経由で。
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 このまま晴れてくれない方が、目には、有難い?
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 主稜線、分岐に起って、沼の平。
 大地の懊悩の痕跡を前にすれば、己れなど無きに均しい …

 自分が何者かであると、そう思う心が、自尊心だとすると、哀しい。
 哲学者アランは、『自尊心』を定義して、
 「自分を愛することがなく、自分に対して苛々する、これが自尊心である。
 それはすすんで非難に立向う。それは言う、
 "人がわたしのことを何と考えているかは、わたしがよく知っている"と。
 どんなに賞讃されても彼が満足することは決してない。それは不幸な愛である」
 と、綴りました。

 報道にかまびすしい、カルロス・ゴーンさん。
 貴方の「自尊心」の大きさ?は、その誤魔化した金額で、よ~くわかります。
 
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 ん~、しっかり冬です。
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 あっちこっち遊ばず、安達太良の山頂へ。
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 立派なエビノシッポ。
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 ペルソナすら感じさせます。
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 雲陰の稜線をたどたど。
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 山頂は、もう直ぐ。
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 陽精の頌が、やさしい。
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 疎らとは言え、それなりに登山者の数。
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 安達太良を頂きました。
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 和尚山にも、雲気、雲興。
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 雲が、やさしく頭上を蔽います。
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 だんだん、雲が切れだし、そこそこの眺望が。
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 陽精の促しに応え、山頂においとま。
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 あとは、すたこら。
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 薬師岳の展望台に起てば~
 もういいだろうと、雲はすっかり払われ、陽精が高らか。
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 宙からは、"Grace be with you"。
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 ゲレンデに降り、正面に阿武隈のねぎらい、エ~ルを戴いて…
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 無事の下山、
 新雪の迸り、恩隠の山路に、
 感謝、感謝。


 Fin