あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/和衷 2018年2月24日


 今日(2/24)は、二ツ箭山へ。
 天気晴朗風強しの予報でしたが、雲が主役に抜擢され、
 陽精は端役に。
 でも寒気はちょっと一服しているようで、
 テラスにのほほん、愉しいひと時に恵まれました。


 水に礼し、謙廉に合せられます。
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 先に発ったO内さんに追い着きました。
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 のたりのたりと。
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 水の精と語らいながら。
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 そして、山脊へ。
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 お日様は何処に?
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 岩場に直下。
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 呼ばわる響に耳澄ませます。
 "天へ、天から"と。
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 男岩の雄姿に励まされ…
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 女岩を頂けば、雲の頌歌。
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 陽精は黒子。
 立ち役の雲を、真摯に後見します。しばし、黙想。
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 テラスへ赴くと、賑やかな声。
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 Y田さん、O内さん、そして佐藤さんご夫妻の姿も。
 交ぜて頂き、昼餉。歓談、四方山話。
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 みなさんを見送ると、陽精がひょっこり。
 "ちょっと、寒かろう"と?温めてくれました。
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 にぎやかな、五輪。
 スケートの小平選手でしたか、インタヴューの中で、
 自身の、生きられた言葉として、『求道者』をあげておられました。
 同様にあげておられた言葉通り、真摯な方なのだと思います。
 「『金メダル』を目指す」などと聞くと、名利/名声、俗輩の私には、
 どうも、何処も同じ、煩悩の世界そのものではないかと思えてしまうのですが、
 そこに、確りと、"meta-"~超越したものを認め、
 精進しておられる人もいるのだなぁと、あらためて、感じ入りました。

 山へと連なる人もいろいろ… 百名山だ、ヒマラヤだと、レクションを誇り、
 技量に得々としているあさましい姿は、中々己れには見えぬものです。
 超越したものに招かれているという"自覚"、すべては、そこから、そこへ。
 
 
 
 おいらも"求道者"なんだぜ」と、陽精が肯います。
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 さて、帰るとしましょう。

 修験台から"夫婦岩"。睦まじく唱を合せます。
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 渓へと降り起ち、水の精にご挨拶。
 "通らせて戴きます"。
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 陽精が…
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 水の精と頌います。
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 「寒」が水の言葉を、転位。
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 とげとげと、ま~るく寒訳してくれました。 
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 水の翔逸、翔華、翔踊に触れ…
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 無事下山。
 山路の和衷に
 感謝。


 登山口に戻ると、陽精と梅の迎候に与りました。
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 Fin